タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

ヒート(堂場瞬一)

2023年08月29日 | 読みました!見ました!

堂場瞬一さんの「ヒート(実業之日本社)」を読了しました。いつものことながらどこかの書評(雑誌かな?新聞かな?)を読んで「おもしろそうな本だな」って興味をもち、図書館に予約をし順番が回ってきて借りて読んだってパターンです。実際に本を手にした頃には、「何でこの本を予約したんだろう?」って不思議に思うこともあるんですよ。本を予約した時期と実際に手にする時期では、けっこうなタイムラグもありますからね。

ボクは5年前の定年退職を機にこれまでの人生で買い集めた本の90%以上を処分し、その後は「本は基本的に買わずに図書館から借りる」という生活にシフトチェンジしています。「もっと早くこういう生活(図書館を活用する生活)に変えておくべきだったな」と思うことも多いです。

さて「ヒート」です。


日本男子マラソンの長期低迷傾向に歯止めをかけるべく、神奈川県知事の号令のもと新設された「東海道マラソン」。県庁職員の音無は日本陸上界の至宝・山城悟のペースメーカー役に、孤独なランナー・甲本剛を起用する。果たして世界最高記録達成はなるか。数多の人間の欲望と情熱を乗せたレースは、まさかの展開に…。


まぁこんな感じのスポーツ小説です。ボク自身も「ランナーのはしくれ」として市民レースに出場したりもしていますので、「走ること」をテーマにしたこの小説にはとても親近感をもち、夢中になって読み進めました。

ただ走る選手たちのことを描いただけでなく、マラソンに携わる人たちの思惑を丁寧に描いているので、色々な視点から楽しめました。小説の後半は、ほとんど「自分も一緒に走ってる」って感じで「東海道マラソン」に参加していました。レースの結末はどうなっていくのかが、すごく気になりました。ワクワク&ドキドキでしたね。心の中では、圧倒的に甲本選手を応援していました。

スポーツをテーマにした小説って、けっこうボクらを胸熱にしてくれます。堂場瞬一さんの小説ももう少し読んでみたいな…と思いました。

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2 コメント

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モノを増やさない (八百政)
2023-09-01 09:58:15
>りゅーとさん
父の急死後に遺品整理に10年を費やし、未だ古い家の片付けを終えていないボクとしては、「自分の死後に子どもたちに迷惑をかけないように」と、これからの人生でモノを増やさないように心がけています。
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本処分 (りゅーと)
2023-08-30 00:33:59
 人生で買い集めた本の90%以上を処分し…、私も90%まではいかないですけど、一昨年相当の本を処分しました。
 自分の家は屋根裏倉庫があるので、捨てられなかった本はそこへ上げたんですけど、まぁ、一生読まないんだろうなぁ~って本いっぱいありますね。また埋まってきたら処分したいと思います。

 新潟市には新潟県立図書館と新潟市図書館(通称:ほんぽーと)がありますけど、アクセス的に新潟駅に近い新潟市図書館に行くことが多いですね。

 「走ること」をテーマにしたこの小説…、小説でないですけど「いいひと」と言う漫画が印象に残っています。
 これからもよろしくお願いします。
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