やさしい風

ただ今ブログを更新するので精一杯の毎日です。当分の間コメント欄を閉じさせて頂きますのでご理解下さい。

ひとまずほっ…

2021年01月14日 | 日記

1月13日(水)

 

昨日は、午後からZOOM会議がありました。

私が主催となっている会議でしたし、難題が待ち受けていましたので

緊張して臨んだのですが、7名の参加者がそれぞれ事前に準備をして

下さったり、みんな前向きな意見を出してくれたので、おそらく今の

段階でベストだと思える結論に至る事ができました。参加者の皆さま

に感謝です。本当にありがとうございました。

 

とは言え、これから決めたことを形にしていかなければならない厳しい

過程が待っているので、気を引き締め、協力して成し遂げていきたいと

思います。午前中資料作り、午後会議、その後議事録作成とメール送信

とずっとパソコンと向かい合っていたら、頭が疲れてしまって(情けな

い(-_-;))夕方はぼぉっとしていました。(笑)休息も大事ですね。

 

 

 

※全く別の話なのですが、今朝は「英雄たちの選択」で「中高年の星・

伊能忠敬」を見ました。録画する時は「伊能忠敬さんについては、これ

までも幾つかの番組を見たし、そこそこ知っているから録らなくてもい

いかな?」と思ったのですが録って大正解でした。凄く凄く面白かった!

さすが磯田先生の「英雄たちの選択」です。(*^^*)これまでと全く違う

観点で、彼の前半生を取り上げてくれました。

 

大きな商家に18歳で婿養子に入ったこと、その家を守るために力を尽く

したこと、37歳で名主になったこと、その時代、その地域での名主は色

々な役割(市役所職員や警官など)を果たさなければならなかったこと。

だから測量技術も持っていたし、足腰も丈夫だったのだそうです。そし

て一番感動したのは、飢饉のために各地で打ちこわしが起きた時、忠敬

は蓄えていた米を農民たちに分け与え、誰一人飢えで亡くなる人を出さ

なかったという事です。その出来事が、のちに忠敬が全国の測量に向か

おうとした時、農民たちが連名で幕府に出した「推薦書のようなもの」

となり、幕府の信頼を得ることに繋がっていくのです。彼の前半生だけ

でもドラマが作れそうなエピソードですよね。

 

 

大きな商家の婿養子という第一の人生は自分で選んだものではなかった

と思いますが、その職務を一生懸命全うし懸命にやっていく中で身に付

けた様々な技術を、隠居した第2の自分がやりたい事の人生で生かしてい

くのです。全国の測量や地図つくりは、幕府から依頼された仕事ではなく

忠敬自身が興味をもちやりたかった事で、のちに「幕府の直轄の仕事」

に変えていくのです。いやー、素晴らしい人生でしたね。感動。✨✨

 

昨日緊急事態宣言が7県追加され11都道府県に広がり、コロナか経済か

で揺れ動いています。この時期、確かに色々な判断が難しいと思います。

自分が自治体の首長だとしても悩むだろうなぁ。でもきっと名主伊能忠

敬の心をもって「領民のため」と考えて行動すれば、道が開けるのかも

しれません。


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