総合診療医からの健康アドバイス

健康や医療に関する情報をわかりやすくお届け致します
ステキな沖縄の風景も少しお届けします

骨粗しょう症の治療

2016-07-23 09:44:54 | 養生訓

本日も始まりました、総合診療医からの健康アドバイスです、まずはこちら

 

 大相撲名古屋場所はいよいよ終盤ですね、稀勢の里は調子よかったのですが、ここにきて三敗目、優勝どころか綱取りもほぼ絶望的です、来場所はぜひとも頑張って下さい、では本題へ

 

 骨粗しょう症の薬物療法では、カルシウム製剤とビタミンD製剤に加え、骨折予防効果が最も高いビスホスフォネート製剤を使用するというのが現在最もよく行われています。


 骨密度測定でTスコア(骨密度がピークを迎える30歳人口で同性の人と比べた標準偏差)が2.5以下の方に対しては治療がすすめられています。


   ビスホスフォネート製剤を長年以上服用していると骨に特殊な副作用がみられることがあります。


 そのため、ドラッグホリデーといって、数年間のインターバルを置いて治療を間欠的に行なうというやり方を勧める専門家もいます。


 また他の薬としては、カルシトニンや選択的エストロゲン受容体調節剤(ラロキシフェン)なども使用されることがあります。


   しかしながら、これらの薬にも副作用のリスクもやはりあります。


 他の薬との相互作用もあります。特別な病気があるときに、薬によっては処方を控えることもあります。


 かかりつけ医と相談したうえで治療薬をスタートするか選択しましょう。

 

 

 

テレビや新聞より早いグローバルな情報や科学的に正確なエビデンスに基づき、サプリなどの宣伝なしの信頼性の高い中立な情報をお届けします。キンドル版「知っておくと役に立つ最新医学2016パート2(ノンフィクション)」こちらいかがでしょうか。

 

科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」こちらいかがでしょうか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 骨を強くするための生活習慣 | トップ | 変形性関節症の特徴 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

養生訓」カテゴリの最新記事