総合診療医からの健康アドバイス

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くすりもりすく その2

2016-09-11 09:32:09 | 養生訓

 皆様こんにちは、総合診療医からの健康アドバイスの時間です、日本プロ野球の話題ですが、広島東洋カープファンの皆様おめでとうございます、昨日二十五年ぶりのリーグ優勝でした、新井選手や黒田投手も喜んでいましたね、次はクライマックスシリーズですね、この調子で日本シリーズに進めそうです、では本題です、今回もお薬についてです

 

 副作用の疑いが出たら、すぐにかかりつけの薬剤師に連絡しましょう。


 どのような症状でもかまいません、「変だな」と思ったらかかりつけ薬剤師か、その薬剤を処方した医師に相談してください。


 その薬剤が中止または変更になることがあります。


 また、薬の副作用に対して新しい薬が処方されることもあります。



 とくに肝機能や腎機能障害のある人は要注意です。


 薬の代謝能力が弱くなっているからです。


 逆に、市販の解熱鎮痛剤で腎機能異常をきたすこともあります。


 常用している薬剤がある場合は、定期的に医師の診察を受けて副作用のチェックを行ってください。



 また、クスリには先入観をもたないほうがよいと思います。


 すなわち、市販の薬は副作用が少ない、漢方薬は「自然」で安全であるという先入観をもつのは危険です。


 市販の薬、漢方薬も薬剤です。


 効果があるものは、やはり副作用も起こりえます。


 くすりもりすく、なのです。

 

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