河野友見 *Y’z diary*

お仕事記録など

魔法の世界から届いた手紙。

2008-03-17 | ファンタスティック・イギリス
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ぼやぼやしている間に、2週間も空けてしまいました。失礼しました。
先日から飲んでいる泡盛ですが、結構効いている感じです。
去年酷かった花粉症の症状がかなり楽です。
鼻も平気、目もそんなに痒くなくなりましたし、クシャミもあまり出ません。
試す価値は十分にあったようです。


さて、今日驚くような手紙が舞い込んできました。

ロンドンから郵便物が届くことはよくあるのですが、今日届いた手紙は、インヴァネスから。
インヴァネスとは、イギリスの北・スコットランドにある街で、近くにはネッシーの棲むと言うネス湖があります。

このインヴァネスから、一体何の手紙が届いたのかと言うと。

スコットランドのハイランド地方に、フォート・ウィリアムという標高の高い町があり、そこからウェスト・ハイランド鉄道という古い鉄道が走っています。
いわゆる「ハリー・ポッター」のホグワーツ特急が走る鉄道で、言ってみれば魔法の国へ続く鉄道とも言えます。
去年、「ハリー・ポッターのホグワーツ特急は本当にある。」「ハリポタ不死鳥の騎士団、ロンドンロケ地。」の記事でも載せた、蒸気機関車「ジャコバイト号」(=ホグワーツ特急)が走っています。


手紙は、そのジャコバイト号が走る鉄道沿いの有名な駅「グレンフィナン駅」を寄付で守る、「Friends of Glenfinnan Station」、つまり「グレンフィナン駅友の会」からの会報でした。


会報が届くということは、私、会員だったのか・・!?

一瞬クエスチョン・マークが飛びましたが、そうでした。すっかり忘れていました。

私はイギリス各地の歴史や自然をそのまま保存する運動を推進している、「ナショナル・トラスト」の会員ですが、この「グレンフィナン駅」と蒸気機関車はナショナル・トラストの対象ではありませんでした。
それで、個別の保存推進を図る「友の会」があった為、どうやらここを訪れた際に入会したのでした・・・


しかし、申込み時に私はロンドンの住所と日本の住所を書いたようなのですが、今日初めて日本の住所に会報が届いた・・・ということは、これまで「友の会」はロンドンの住所宛に送ってくれていたのでしょうか。
それで、何も音沙汰がない為、わざわざ日本へ送ってくれたのでしょうか。

暫く考えて、なんとなく万感の思いに捕らわれてしまいました。


やはり、スコットランドは魔法の国。

思いがけない手紙はまるでハリー・ポッターが受け取った魔法学校からの手紙のよう。
心をあっという間にハイランドの奥地へ引き込んでしまいます。

私はまだまだ、スコットランドの魔法にかかっていたんだなと思わされた今日の出来事でした。


ところで手紙と会報の趣旨は、「3/29に年に一度の定例会をしますので、ご参加下さい」でした。
・・・そんな遠い魔法の国へ、突然呼ばれてもいけませんって

それとも、フォード・アングリアで迎えに来てくれる?



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