第2回 高野山 町石道
5月16日、10名が参加し、南海電車で九度山駅に移動しましたが、ダイヤが大幅に乱れ
6名は九度山駅から、4名は橋本駅から出発点の矢立茶屋にタクシーで向かいました。
高野山の町石(ちょういし)道は 九度山の慈尊院から高野山の壇上伽藍までの180町が
ありますが、体力の関係で今回は 矢立からの後半の60町を歩きました。
歩きだして、すぐの左側に 六地蔵があります。
袈裟懸け石です。この間をくぐると長生きできるとのことで細目のMさんが挑戦しましたが、
服が汚れるので中止。
激しい火の雨が弘法大師の母公を襲った時に、石を押し上げてかくまったとの伝承の
押上石です。その手形があるとのこと。
39町石の近くに展望台と休憩所があり、ここで早めの昼食。
紀の川の南の龍門山や飯森山がよく見えました。
27町石近くの鏡石です。
沢のせせらぎの近くに クリンソウが咲いていました。
その沢に合流する沢にはクリンソウの群生もありました。
道は 倒木は片づけられ、よく整備されて、歩きやすいです。 さすがに世界遺産です。
最後の急坂を上りきると、突然、大門が出迎えてくれます。 高さ25.8mもあり迫力あります。
運長作の金剛力士像も立派です。
バス道の近くに 最後の町石1番石が柵の内側にあります。 もうゴールがすぐです。
檀上伽藍の根本大塔です。高さ48.5mで巨大です。
山上バスで、ケーブルカーの山上駅の高野山駅に移動しました。 寺院建築のうな可愛い駅舎です。
今回は、殆どが緩やかな登り道で標高差は360m。距離は7kmと適当なコースでした。
今回は物足りなかった方は九度山から矢立までトライされると良いですよ。