あまのふら~ダイアリー

きょうも一日が過ぎて行く。この今日は一回きりしかないのよね。なんか、メモッちゃいましょ。

春の憂鬱

2007-02-23 13:15:53 | Weblog
クジラとセットの長くて優しいお客さんも帰ってしまった日
アムロ島のそばにいついている親子クジラを
近くで見る機会に恵まれた。
鼻息も荒々しいメイティンググループ(交尾集団)とは違って
のどかに泳ぎ浮かぶ大小2頭。
この親子は何回も家の近くのウルンヌ崎に座ってみていたから
自分のなかではおなじみになっていた。
やっとそばにこられたねー。

子どもがボートの人間に愛嬌をふりまいている間
お母さんはその下にいてじって見守っているんだろうな。
日に日に大きくなってゆく我が子
その子との別れのときのことをクジラの母は考えるのだろうか。

夕方になるのがだんだん遅くなり
陽の光もだんだん強くなり
2月も終わりに近づいたこの島はもう春。

行く春や鳥なき魚の目に泪

というのがあった気がするけれど
「別れ」がちらちらする季節となってきた。

と、こんなことを考えるのは
更年期障害のはしりなのかも???

月からの使者を待つかぐや姫
のように凛とはしていられない私は
キモチが乱れると頭も顔も乱れる。

春にはゆっくり来て欲しい。







間に合ってしまう

2007-02-16 10:12:28 | Weblog
はっと目が覚めたら7時45分だった。
学校ゆきのバスがもう出発する時間。
たちまち2階は静かなパニックとなる。

1階にかけおり
昨夜はシチューだった、ラッキー!
3人分ご飯にぶっかけて

8時5分前までに行かないと放送委員の仕事ができない
という息子をまず車で送る。
歯ブラシは制服のポケットにつっこむ。

すごいスピード(ちょっとナイショ)で戻って
今度は娘2人を乗せて2往復目。
道行く人は「またか」と見ている。

8時ちょっと過ぎまで校長先生たちは玄関で子どもたちを迎えている。
その前を車でぶんぶん通る。

なんとか間にあってしまうものだ
という教育をしている 甘い親です。

ちなみに 
那覇ゆきの船にも
どんなにボロボロでも忘れ物だらけでもとにかく間に合ってしまい
着いてから苦労する。

人生 ネバーギブアップ!!!
(おいおい、なんか違うぞ)




晴れの日に気も晴れる

2007-02-07 02:09:49 | Weblog
ここ3,4日すばらしいお天気がつづいている。
周りがクジラの話題で湧き、
トーチャンは毎日のクジラ調査でますます顔色もこげてくる。

なにかとシガラミの多い陸上で待機、の私は
ちょっとずつちょっとずつ心の中に
おさえているものがたまっていって、ぶつぶつ煮えてきて
だんだんトゲトゲしてきて
すごいクジラのビデオをみても喜べなくなり
こんなイヤーな人間になっていく自分がなさけなくて
 
ほとんど「クジラなんて嫌いだぁー!!!」
と叫びだしそうになりそうな日
飲み仲間?のHちゃんが自分ちのウォッチングに誘ってくれた。
その思いやりに涙ちょちょぎれそうになった。

信じられないくらいの速さで港にたっていた私。

今シーズン初のボートからのクジラは
五感すべてに訴えかけてくるようで・・・
癒されるってこういうことなんだ・・・

大きい動物を大きい景色のなかで見て
何時間か陽に照らされおだやかな海風にふかれたおかげで
自分の中の固まったものがちょっと溶けたのかな。
そして陸に残して出かけたいろんな物も
やっぱりとても大切とまた思える。

ダブルHちゃんありがとう!だんなさんもありがとう!
もつべきものはトモダチだねえ。(まる子ちゃん風に)

でもちょっとクセになりそう、主婦仲間でのウォッチング・・・