健康長寿の窓口 (タロー8の脳腫瘍闘病記改め)

2009年に乏突起神経膠腫の手術を受け15年が経過したことを機にブログをリニューアル、健康長寿の情報を発信していきます。

コンプライアンスとモラル

2024-03-27 10:59:00 | 日記
紅麹問題は死者が2名になったと報道され、大変なことになってきました。
今日は、企業のコンプライアンスとモラルについて考えてみたいと思います。
食品衛生法では、被害が報告されて30日以内、死亡など重篤なばあいは15日以内に保健所へ届け出する(保健所から厚生労働省へ)とルール化されてます。たとえ、因果関係が確定されてなくても、です。明らかにコンプライアンス違反です。
また、企業内で、安全性(品質保証)よりも売り上げ重視の風潮があったとすれば、モラルに背いていると思います。もし、因果関係がなかったとしたら、報告したことで売り上げに影響するじゃないか、と品質保証を軽く見るトップだったとしたら…。「あったらいいな」とユーザーファーストのモラルある企業だと思ってはいますが。
 一方、機能性表示食品の点検指示が管轄の消費者庁から出ました。本来、機能性表示食品は安全性体制も含めて届出しているはずなので、届出した体制が守られているかのチェックなのだと思いますが、これを機会に小林製薬以外のメーカーも、コンプライアンスとモラルについて見直してもらいたいですね。