スコティッシュ・フォールドのひとりごと

スコティッシュ・フォールドの「ひー(オス・19歳)」とその妹「こっちゃん・11歳」、その飼い主「でれすけ」のブログ

公団赤羽台団地 ~その2~

2008年08月18日 | 「団地・建物・給水塔」
さて、今回は前回に続いて

公団赤羽台団地

です。

公団赤羽台団地」は、昭和38年(1963年)に完成した東京23区内初の大規模団地で、全55棟、総戸数3373戸の団地です。





赤羽台団地」は、ほぼ直線の区画で設計されているため、横一直線に住棟が連なる単調さを避けるため、「直交配置」といわれる住棟の向きを90度変えた配置や、中心に広い空間をとる「囲い込み型の配置」など、住棟間にアクセントをつけています。

公団団地平行配置であるのが一般的なのですが、この赤羽台団地は23区と言う都心部に建設されたこともあり、コンセプトに「高密度」に建てるということが挙げられ、公団のモデル団地となるべく、様々な形の住棟が建てられました。





この51号棟52号棟L字型の53号棟は、「囲い込み型」をしています。

住棟に囲まれた空間は、プレイロットになっています。







室内型の片廊下をもつ50号棟です。

この50号棟1階は商店街になっています。







同じく1階に商店街のある53号棟

この53号棟は、単身者棟です。

内部にはエレベーター単身者用の共同浴場があります。








「松」が美しい団地です。

この住棟は、階段室の場所が珍しい場所にあります。








50号棟のまわりにも「」が植えられています。








53号棟の階段には、洗濯物が干してありました。
直交配置のため、ベランダが南向きではないためです。




とりあえず、今回はこの辺で。

次回は、赤羽台団地の「団地の華」スターハウスについて書く予定です




公団赤羽台団地 ~その1~。

2008年08月18日 | 「団地・建物・給水塔」
今回の団地シリーズは、

公団赤羽台団地

です。

東京都北区にある「赤羽台団地」は、昭和30年代に日本住宅公団によって建てられた団地です。

この赤羽台団地がある場所は、団地が建てられる以前は「国有の旧陸軍被服廠跡地」であり、昭和33年に払い下げられました。

この団地、いままで紹介してきた公団団地と比較して、様々なタイプの住棟が存在しています。

団地好きにとって、有名な団地の1つに数えられる「赤羽台団地」ですが、この団地も、現在、急ピッチで

建替え

が進められています…。

そんな訳で、最後の姿をカメラに残すべく、団地に行ってきました。



まずは、団地の「案内板」です。



団地は、2つの小学校と1つの中学校に取り囲まれるように配置されています。

団地を建てた当初(昭和37年頃)は、団地内に、たくさんの子どもの声が溢れていたに違いありません。

以前紹介した「都営桐ヶ丘団地」は、この団地に隣接しています。

手書きの案内板がいい味出していますが、「URのロゴ」に修正してある点がイタダケません






別のタイプの案内板。

木漏れ日の眩しい8月のとある日に行ってきました…






団地にはおなじみの「ペット禁止」の看板

…でも、この団地の看板は、ちょっと違うようです。

1つの看板に、

① 駐車禁止
② スピードの出しすぎ禁止
③ ペット禁止

…と、3つの項目がかかれています。

ちょっと欲張りすぎじゃありません????








団地内のプレイロット。

ここの団地には様々なプレイロットが存在しますが、このプレイロットの風景を見た瞬間、でれすけは泣きそうになりました

昔、でれすけが住んでいた公団団地のプレイロットにあまりにもそっくりだったからです

でれすけが以前住んでいた団地は、既に建て替えが完了に近付いているのですが、このプレイロットにそっくりな公園は、建替え工事開始後、真っ先に潰され、工事関係者のプレハブ事務所が建てられました







奥に進むと不思議な形の遊具が置かれています。







このプレイロットの名前は、「お化け公園」といいます(苦笑)

ネーミングセンスに脱帽です…

ちなみに、でれすけの住んでいた公団団地の公園には名前が無く、団地の子どもが勝手に名前を付けていました。

5号棟の隣の公園は「横の公園」、団地中央の公園は「中央公園」、14号棟裏の公園は「電車の見える公園」、6号棟と7号棟の間の公園は「ハコブランコ」などなど。不思議と団地の子どもの間では「常識」として通じていました。








そして、お決まりの「マル住マンホール」。







アップにしてみました(笑)




…結局、今回は「団地」の建物の紹介まで至りませんでしたが…

次回に続きます