最近特に多くなった、シート貼りのフローリング。
破れると中の材が見えて、非常に見苦しいのです。無垢材なら、えぐれても中は同じ木なのですが、「面の皮一枚」とはよく言ったものです。
補修中。
補修後です。
キズが「家の歴史」になる、そんな佳き時代もありましたね。柱にキズをつけて子供の成長を記録したり。
中身を見せない、表面だけを美しく装う―良いか悪いかは別として。安くて美しいならその方がよい、という選択肢も理解できます。
ただ個人的には、これが本物の木だと信じてしまう若い方や子供たちが増えていくことに、一抹の寂しさを感じてしまいます。
こんな感じに仕上がりました。