着々と復興の足音が響いてきたが、住民の一番心配している住居問題が有る
津波災害から避けるためにはどうしても高台に移転しなければならない基本的な理由が有るのだが、古くから平地に暮らしてきている住
民からすれば、簡単には行かないのが心情ではなかろうか・・・
歴史は繰り返される様に東北のとある村では村長自ら先頭に立って村民に理解を求めて高台へ村全体を移転させた事実があり、今回
の大津波による被害は免れた唯一の村であった
当時の村民の一部には、村長を恨んでいた事実も有るようだ・・・が、実際に津波が押し寄せて来た時に村民全員が、改めてその時に
移転問題で苦しんだ村長の凄さに感謝をしていた
この内容でお分かり頂けたかと思うが、本当に村人を思う心があるのなら是非、村民を納得させて安全なる場所へと移り生活をしてもら
えるように希望したいものである
この地で孫、ひ孫と代々続いて行くもので安全、安心は絶対的基本
一時的なる感情よりも、命の重さを考えて行って欲しい
＊繰り返す 歴史を学び 対応す＊