自転車・巡礼メインの旅行記です
Life With BreakDown ~挫折だらけの人生~
【自転車遍路2周目(逆打ち):第10ステージ(別6),40~38番】
第4遠征2日目。天気は完全に晴れモード。昨日も概ね30度(真夏日)以上、今日も確実に暑いハズ。
気合を入れて、6:48宇和島リージェントホテル出発。
6:50【別格6番:龍光院】宇和島リージェントホテルから約1.1km。
平日、人がまだまばらな中、即到着。
宇和島城、市街が一望できる見晴らしのいいお寺。納経所の方曰く、昨今の防災の観点から植木の
伐採を行って見晴らしがよくなったとのことだった。
ここから国道56号を南下。県道46を通ってみようかと悩んだが10km以上遠回りの上、山の中を抜けるので時間も
かかりそうということで王道の国道56を選択。危険度で悪名高い松尾トンネル(1,710m)を抜けたが逆打ちだと下り
なので今回はそこまで怖い思いはしなかった。
9:00【40番:観自在寺】別格6番:龍光院から約41.4km。
国道56号も国道11号同様交通量が多く、暑さに加えてメンタルを削られながらも到着。
「八体仏」と「心経宝塔」を目に焼き付け、山門の天井に絵を発見。
再び、国道56号を南東へすすむ。この道沿いに昨年寄った「おばちゃんのアイスクリン屋」があるハズ。
それっぽい場所を2か所通過して「あれ、もう一つ先かな」と進んでいくうちに宿毛に着いてしまった。。。
昨年ここを通った際にも暑さでバテていてアイスクリンで一気に生き返ったんで今回も楽しみにしていたが、
おばちゃん定休日だったんだろうか。。。
11:05【39番:延光寺】40番:観自在寺から約28.5km。
前回見逃した「目洗い井戸」「赤亀の石像」も拝観。境内と近くの道で1名ずつ歩きの方がいた。
ここから国道56号を折り返し、大月町ルートも考えたが、かなり暑さがあるのでやめておいた。
国道56号に戻り東へ。スワロー会館(20年前後輩の結婚式の会場だった。懐かしい。)から南へ折れ、
県道21で三原村へ上り、土佐清水、足摺を目指す。
途中一瞬きつくなる個所もあるが、基本的に1ケタ台の勾配で三原村までは到着。
問題はここからだった。そのまま県道21を進んで大岐の浜側へ降りて国道321号に向かうのが間違いないのだが
できるだけ通っていない道を通ろうと、県道21の途中右折し来栖野トンネルを抜けて左(写真2枚目)へ行き、
続いてすぐ右折し益野(航空自衛隊 土佐清水分屯基地方面)へ降りるルートを選択してしまった。
地図上だと海が近いのでコーナーの多い下りだけかと思いこんでいたが、標高135mの三原村からからさらに
約6km平均10%前後の登りが待っていた。。。
途中、工事のおじさんがいて「もう登りが終わるか」期待して確認したが「まだあるよ」というメンタル崩壊の回答が。
延々に続く登りに感じた。。。あまりに暑いので休憩。もうろうとしながら買っておいた凍ったペットボトルで首・顔
を冷やす。ここでふとプロ選手がやる冷えたボトルをジャージの背中に突っ込んで走るシーンを思い出し、必殺技を
思いつく。凍ったペットボトルを同様に背中に突っ込むのだ。これが思ったより効果あり、暑さもかなり軽減されそうだ。
結局頂上は標高650m地点(写真4枚目は595m地点のサイコン、5枚目が頂上)。その後、下って国道321号に合流した。
16:00【38番:金剛福寺】39番:延光寺から約54.9km。
微妙にアップダウンを繰り返す海岸線(西)を通って足摺岬へ。時間があったので金剛福寺を廻って本日の打止めとする。
「大師亀」さんも今回は拝観。相変わらず境内の庭が素晴らしい。
16:40【宿:民宿田村】38番:金剛福寺から約1.1km。
遍路さんには有名らしい民宿田村。ちょっと入り口がわかりにくったが近所の方に聞いて到着。
この暑さと、金曜とはいえ平日だからか本日は自分一人。
2F全体がゲストハウスのようになっていて庭にある洗濯機、乾燥機も使用させてもらえる。
晩御飯のボリュームがすごくて食べきれないかと思ったが、何とか完食。落ち着く畳の間にて爆睡。
【本日の念珠】
次のステージに続く。。。
【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:116.21km 獲得標高:1,556 自走時間:5:21 電車時間:なし