非才無才の雄叫び

つぶやくこと、叫ぶこと、すべてボケ防止だ!

週刊文春と大高未貴の「慰安婦・教授全面自供」許せない捏造・歪曲記事!

2014-04-26 15:04:01 | 日記
週刊文春「慰安婦『調査担当』韓国人教授が全面自供」を読んだ!
週刊誌というのは旅行や出張の時、駅構内の売店で買うとか
病院の待合室に備えてあるものを手持ち無沙汰に手に取る程度の
もので、それ以外では、ほとんど買って読むことはない。それなの
に今回は週刊文春にまんまと騙されて、買わされてしまった、と愚痴
でも言いたい気分だ。4月10日号の週刊文春の「慰安婦『調査担当』
韓国人教授が全面自供」のインタビュー記事が一部捏造を含めて
歪曲されていたことが解った。
ネットに当方のブログに並んで表示されるようになったタイトル
「週刊文春・大高未貴の「慰安婦『調査担当』韓国人教授が全面自
供」が眼についたのでクリックしてみると2CHのレスポンスだっ
たので、確証を得るために、更にネットを検索して次のブログに行
き着いた。
その河野談話を守る会のブログに立命館大学講師の翻訳家山下
氏の記事が紹介してあったが、下記のように明確にした出典の仕方
には確信が持てた。
大高未貴・・・捏造と歪曲を当人の安名誉教授に指摘されるの巻
翻訳は山下英愛(ヤマシタヨンエ)さん (立命館大学非常勤講師)
<週刊文春>4月10日号に掲載された大高未貴の「慰安婦”調査
担当”韓国人教授が全面自供」という記事、事実の歪曲もはなは
だしい。韓国人教授(安秉直)が反駁文を書いているので、以下
転載します。
<反駁文> 安秉直 『週刊文春』4月10日号に掲載された「慰
安婦調査担当韓国人教授が全面自供」という記事は、ジャーナ
リストの大高未貴氏が私の発言を歪曲して自分が書きたいこと
を書いたものに過ぎません。まず、この記事が書かれた背景か
らお話しします。さる1月、大高氏がある韓国人を介して執拗
に面談を要請してきました。それでやむを得ず、“報道しない”
ことを前提に会って話をしたことがあります。その時の私的な
会話がこの記事の基礎資料になっているようです。同じ頃、
『週刊文春』からも二度にわたって面談の要請がありましたが、
それはすべて拒絶しました。ですからこの二つの面談要請が
どのような関係にあるのか、私としてはまったくわかりません。  
次に、私の発言に対する歪曲の事例を挙げます。1.記事では
『証言集1』に出てくる元日本軍慰安婦19名を、私がすべて
面談調査したと書いていますが、私はその人々に対する調査資
料の検討に全面的に関与はしたけれども、全員と面談調査した
ことがあると言ったことはありません。2.『証言集1』の調
査の際、元日本軍慰安婦かどうかを確認するのが大変だったこ
と、そしていま再検討してみると、1名は軍慰安婦ではなかっ
たようだと話したことはありますが、その調査の「実質的な調
査失敗」を言及したことは全くありません。3.河野談話は日
本軍慰安婦に対する既存の研究と若干の軍慰安婦に対する
事例調査に基づくものなので、日本軍慰安婦の存在を全面的に
否定できない限り、事例調査に多少不明確な点があるからと
いって河野談話を否定することは日本にとって得策ではない
と何度も忠告したが、大高氏は私がまるで「河野談話はおか
しい」と言ったかのように事実を歪曲しました。事実の歪曲
はこれ以外にもたくさんありますが、この程度にとどめてお
きます。そして、その日は日本軍慰安婦問題の本質について
も多くの話をしました。これまでの研究に基づいて、その日
私が提示した日本軍慰安婦問題の本質は次の通りです。「日
本軍慰安婦問題の本質は、上海事変(1932)から太平洋戦争
(1941~45)に至るまで、日本政府が日本帝国及び日本軍の
占領地で多くの若い女性たちを徴集し、日本軍の後方施設で
ある慰安所に留置して将兵たちの性的欲求を処理するための
兵站として使用したことである
」4月9日(終わり
)」
以上が安教授の反駁文を紹介した記事で太字部分が反駁文だが
立命館大学非常勤講師の山下英愛(ヤマシタヨンエ)さんが
翻訳したうえで9回に分けてツイートしたものだ。
 週刊文春の大高未貴のインタビュー記事は先の当ブログでも
指摘しているように「河野談話はおかしい」の項の安氏の発言
(今となってはこれも本当に安氏が言ったかさえも疑わしい)の「河野
談話が、ただ元朝鮮人日本軍慰安婦からの聞き取り調査だけ
に基づいて作られたとすれば、
それ自体がおかしいのです
」の文
言の「・・・たとすれば」と仮定の話なのに小見出しは「河野談話はお
かしい」と断定している。これなども明らかに歪曲を覗わせる内容
であったが、ここまでひどいとは思わなかった。この項目の最後の
部分に「-実際には何人の慰安婦から聞き取り調査をしたのですか?
『この本にのっている女性の十九人はすべて会いました・・・・・

さらに「挺対協には近づきたくない」の項では「ありえないことを
喋っている・・・・(苦笑)。最初に聞き取り調査をした際、日本軍を悪く
言う慰安婦は、実は一人としていませんでした。むしろ日本への憧れ
の気持ちを感じた
」と安氏が発言したかのように大高は書いているが、
安氏は「1.記事では『証言集1』に出てくる元日本軍慰安婦19名を、
私がすべて面談調査したと書いていますが、私はその人々に対する
調査資料の検討に全面的に関与はしたけれども、全員と面談調査し
たことがあると言ったことはありません
」と反駁している。
ならば、この部分は捏造ではないか。また週刊文春のインタビュー
記事のサブタイトル「当時の調査方法は全然ダメです」これは後の
慰安婦を利用している」の項に安氏の発言としている「・・・・
・今になって当時の調査方法は、反省してみますと、全然ダメです。
・・・・
」の安氏の発言から抽出したようになっているが、安氏は、こ
れを否定している。つまり、これも捏造ということになる。ここま
でくると、以上の部分に関する限り大高のインタビュー記事は歪曲と
いうより捏造記事になる。なぜ大高は、こうしてまで捏造・歪曲記事
を書くのか。先ずは大高未貴とは、どういう人物なのか考えてみた。
ウィキペディアを見てみると、週刊文春のインタビュー記事から
想像したとおりの愛国心の強い保守派のジャーナリストだった。
冒頭にフリーランスジャーナリストとあるので、いわば「一匹狼」
なのだろう。彼女はフェリス女学院大学というミッション系スク
ールを卒業した後、世界を放浪しPLOのアラファト議長等、世界の
有名人何人かのインタビューに成功し、タリバーン支配下のアフ
ガニスタンに潜入して「潜入ルポ」を「AERA」「文藝春秋」に発
表したとあるので、当時は相当の「野心家」だったと思われる。
しかし、現在は「チャンネル桜」という保守系のテレビ番組制作
プロダクションの「桜プロジェクト」のキャスターを週1回勤め
ているようだが、この「チャンネル桜」は、いわばローカルだ。
当方の知識不足がばれてしまうが「チャンネル桜」という名前を
初めて聞いたが、日本を象徴する桜を社名に冠しているので保守
系というのは容易に察しがつく。先の都知事選前まで、このチャ
ンネル桜の社長だった水島総氏は都知事選で田母神氏の応援演説
を行ったりしていることから保守系タカ派ということだろう。
従って「チャンネル桜」は保守色の濃い番組を制作しているものと
思われる。しかし、本来は健全であるべき「チャンネル桜」に所属
している大高未貴が、なぜ歪曲・捏造記事を書いたのか。
2004年8月から「チャンネル桜」のキャスターを週1回、今年8月で
10年になる。「AERA」「文藝春秋」の「潜入ルポ」で華々しくデビ
ューしたものの、その後いくつかの世界紀行ものを世に出したが
さほど売れずに鳴かず飛ばずの毎日だったのではないだろうか。
そこで、なんとか、これを打破しょうと飛びついたのが、産経新聞
が世論を喚起した「河野談話見直し論」で、この「ブーム」に乗る
ために「従軍慰安婦」で安教授に直撃インタビューすれば売れる記事
が書けると意気込んでのことであろう。実にさもしい根性だ。
その「さもしさ」を証明するのが週刊文春の大高のインタビュー記事。
内容は結論を急ぐあまり短絡的で論理性の欠如した記述が多い。
たとえば従軍慰安婦についての国連の「性奴隷」の定義を押さえる
ことなく「・・・・元慰安婦の手記を読んでいると、
貯金をしたり、ダイヤを買ったり、日本軍兵士とピクニックや宴会
を楽しみ、恋愛して求婚されたりといった実生活が綴られていますが、
これでも性奴隷という表現は適切なのでしょうか
?」
・・・かつて私が欧米人を取材した際、『貯金をしていた
慰安婦もいた』と説明すると・・・・
」と非常に情緒的で短絡的な記述。
更に「・・・・今回の安氏の告白により、さらにずさんな調査に
基づいた河野談話の根拠薄弱が一層明らかになったのも
事実だ。いまこそ日本政府は慰安婦証言の"実態"を調査
し偽りの友好関係に終止符を打つべきではないのか

安氏の「告白」を捏造・歪曲しておいて、この言い草は、何をか謂わ
んやだ。しかも「偽りの友好関係に終止符を打つ」などと勇ましく
言い放った言葉の裏には、何が何でもメジャーに這い上がろうとする
下劣な根性が見え隠れする。記述は煽るだけ煽って自らが注目される
ことしか考えていないため、その結果についての責任など念頭にない
理性を欠いた言辞は大高未貴の倫理観の欠如を証明している。
勿論、週刊文春も倫理観の欠如ということでは大高と一連托生だ。
大高が安氏のインタビュー記事を週刊文春に持ち込んだのか、ある
いは週刊文春側が大高に依頼したのかは、ここでは問題ではない。
いずれにしても週刊文春の編集部は自らの部数を増やすためになり
ふり構わず編集を行うという倫理観のなさで、大高の原稿に最終的に
手を加えて安氏のインタビューを更に捏造・歪曲の記事に仕上げた。
大衆誌とはいえ日本を代表する週刊誌が、このように倫理観を欠いて
読者を欺き国民を煽る行為は国益を損なうことになる。
 一方、安氏も脇が甘いというか、洞察力に欠けている。散々、日本
の保守系タカ派に利用されてきたというネットの記載があるが、大高
未貴なる人物について、事前の調査はしなかったのか?今年1月、「河
野談話見直し論」が日本の世論を席捲する中、保守系のジャーナリス
トがインタビューを申し入れたこと自体、利用されるかも知れないこ
とを察知できずにインタビューに応じたのは、あまりにも軽率だ。
ご自身は福井県立大学大学院特任教授の経歴を持っているのだから日
本の知人に調べて貰うなり相談すべきだったろう。利用された後で、
韓国のメディアで「つぶやいて」なんになる。反駁文は日本のAERAや
週刊朝日等に投稿して対抗すべきだったのではないか。人が良いとい
うだけで、およそ一流の「名誉教授」のやることではない。
  幸いに安倍首相が「河野談話を見直さない」と表明したことで
「河野談話」見直し論に組する世論は沈静化しつつある中で、週刊文
春の「大高未貴の安氏インタビュー」記事は時期を失した感がある。
従って当方が驚くほどの注目度はなかったのではないか。

大高未貴よ
保守にもリベラル派が
健在であることを忘れるな
君は保守の面汚しだ
何が何でも
這い上がろうとする
根性を
世論に影響を与える
メディアで
露出するのは控えろ







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