三鷹の不動産屋社長のブログ

創業平成7年。今年で23年目を迎えるミタカホームズ代表。三鷹青年会議所OB。超プラス思考男で南国大好き!

荒川静香選手に学ぶ

2006-02-27 21:43:32 | ビジネス
トリノオリンピックが幕を閉じた・・・
マスコミでもさまざまなことが言われているが、結果が出た後に
いろいろなことを言うことは誰でもできる。

トリノオリンピックでは我々日本チームは、結局「金メダル」一個というさんざんたる内容であった。当初の楽観的な予想をはるかに下回る結果である。

ただ、一人結果を出した人がいた。「荒川静香選手」である。
私は彼女が金メダルをとるかとらないかではなく、最初からすべては「金メダル」をとるための流れだったと思う。

このオリンピックはイタリアのトリノで行われたものであるが、開会式のパバロッティのオペラ「誰も眠らせない(トゥーランロッド)」をパバロッティが歌うことを荒川静香選手サイドが知っていたかどうか・・・わかりませんが、荒川選手が世界選手権でこの曲をつかって優勝を遂げ、今年は違う曲で本番前まで来ていたにもかかわらず、直前でこの自分にとって印象のいいこの曲に変更。
イタリアにいてオリンピックの開会式からこの曲はこのオリンピックに来ている人たちすべての耳に入っていた曲だったのを、あえて本番で使ってきたのである。

これがもしすべて偶然であれば、まさに「荒川選手」は神様に微笑まれた金メダルを最初から取る流れのなかにいて、その流れどおりにうまくのっかったかたちとなるのである。これはすごい!
偶然出なかったとしても、彼女は自分の演技演出にすべてをかけ、最後までその流れを壊さずに、失敗を未然に自分でカバーしながら乗り切り、そして自分に打ち勝ち、ライバルに打ち勝ち、プレッシャーに打ち勝ち、栄光の「金メダル」を手に入れたのである。ますますすばらしい!!

この曲は、私の耳から離れない。

この曲の歌詞がまた、すばらしい。
夜に打ち勝って、朝が来る。私は必ず勝つんだ。
もう誰も眠らせない・・・という曲。

日本国民も彼女の「誰も眠らせない」に酔いしれ、栄光の瞬間を
我がことのように喜んだと思う。

仕事でも、遊びでもスポーツでもうまくいくときは、すべて流れの中でごく自然にうまくいくもんである。

ただひとついえるのは、すべて自分の準備をしつくして、完璧な状態に一生懸命やっている状態で、ぎりぎりまで自分に打ち勝っている人だけが、この「ごく自然な流れ」を手に入れて、成功することができると思う。

ストイックに自分を追い込み言い訳をせずにがんばった荒川選手が、演技を終えたときの「クールビューティー」なすみきった笑顔がとっても輝いていて、すてきだった。

私も仕事も、遊びも、スポーツも、すべてにおいて一生懸命取り組んで、やっていきたいと思う。

私も彼女のように輝けるかな~・・・


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