9年前、根室半島を訪問した時の写真データに出合ったので記録しておきます。
根室半島は長さ約30km、幅約8kmの細長い半島で、
半島の中心部に根室駅や根室市役所があります。
根室半島の先端を反時計回りで一周。
前半は根室駅から太平洋側(南側)の北海道道35号線を「納沙布岬」まで約23km。
TBSのドラマ「南極大陸」のロケ地となった根室。
半島全体が平坦な感じで、冬の北風も厳しそうな感じでした。
根室半島全体に広い平原が続き、ずーと牧場の様な感じでした。
遠く草原の中に学校らしき建物が。
9年前は根室市立歯舞中学校。
2013年に小学校を併設し根室市立歯舞小中学校。
2020年に小中一貫教育の推進を図るため義務教育学校として根室市立歯舞学園として開校しています。
義務教育学校とは
学校教育法が改正され2016年から義務教育学校制度が導入されています。
小学校過程から中学校過程までの9年間の義務教育を一貫して行う学校を指します。
一方で、既にある小中学校を組み合わせて一貫教育を行う学校は小中一貫型小学校・中学校と呼びます。
学年の区切りを従来の「6・3制」から、「5・4制」や「4・3・2制」などを設定し、
9年間を通して一貫したカリキュラムを編成できることがメリットのひとつとして挙げられています。
デメリットとしては、子どもは9年間同じ環境に身を置くことになり、
人間関係が崩れてしまった際の怖さや9年間同じ生徒同士で生活することによって、
高校への進学の際など新しい人間関係を築くことに対するストレス耐性低下などが挙げられています。
根室半島先端「納沙布岬」からの帰路は根室半島北側(根室湾側)を通行し、根室駅まで約24km。
海の向こうに、かすかに「国後島」が見えました。
一番高く見える山は羅臼山でしょうかね。
根室半島の草原地帯にはいくつかの風力発電が見られましたが、意外と小さな風力発電でした。