2015年(平成27年)夏の午後3時過ぎ頃、
宿泊地の姫路へ向かう途中に、
子午線のまち明石にある、明石市立天文科学館へ立ち寄りました。
子供のころから子午線と言えば、「明石」と答えていましたね。
東経135度の子午線、実際には明石市を含む12市を通っております。
北から、
①京都府京丹後市
②京都府福知山市
③兵庫県豊岡市
④兵庫県丹波市
⑤兵庫県西脇市
⑥兵庫県加東市
⑦兵庫県小野市
⑧兵庫県三木市
⑨兵庫県神戸市西区
⑩兵庫県明石市
⑪兵庫県淡路市
⑫和歌山県和歌山市(友ヶ島)
なぜ子午線と言えば「明石」なのでしょうか?
1886年(明治19年)日本標準時子午線の決定。
1910年(明治43年)明石小学校長会が、日本標準時子午線が明石に通っていることを示す最初の子午線標識を建てる。
1960年(昭和35年)明石市民待望の天文科学館を日本標準時子午線の真上に建設し、6月10日(時の記念日)に開館。
子午線標識建立・天文科学館会館などの明石市民の子午線への強い関心が、
「子午線のまち明石」を定着させ、学校の教科書にも載るようになったとの事みたいです。
ちなみに経緯度的に日本のほぼ中央に当たる東経135度・北緯35度は兵庫県西脇市で、
西脇市では「日本のへそ」のまちとしてPRしています。
明石市立天文科学館から見た「明石海峡大橋」