大型台風が九州に襲来するたび、
島原復興アリーナに雲仙普賢岳を背にして立つサムライブルー龍馬像のことを思います。
高さ10m、幅5mの強化発砲スチロール製。
今回も台風に耐えているのだろうか・・・。
いつも心配してしまいます。
この島原復興アリーナは長崎県島原市にある多目的複合施設で、
雲仙普賢岳噴火災害からの復興シンボルとして造られています。
島原復興アリーナは雲仙普賢岳噴火災害で発生した土砂を埋め立てて造成された施設で、
メインアリーナ・サブアリーナ・平成町多目的広場・雲仙岳災害記念館などが造られています。
その施設の一角に「サムライブルー龍馬像」が設置されています。
この像は、2010南アフリカワールドカップに合わせて、東京国立代々木体育館に設置されたもので、
(財)日本サッカー協会・アディダスジャパン㈱から島原市に寄贈されています。
ただし、設置費・運搬費は地元島原市が負担しているようです。
1990年(平成2年)11月17日に山頂付近の2か所から噴煙が立ち上がり噴火。
1991年(平成3年)5月15日には降り積もった火山灰による最初の土石流が発生。
1991年(平成3年)6月3日、大規模な人的被害をもたらした火砕流が発生。
火山による土石流や火砕流の威力に恐怖を覚えたものです。
雲仙普賢岳をバックに設置されている「サムライブルー龍馬像」
平成町多目的広場は、
長崎国体2014の時に成年男子のサッカー会場として使用されています。