2007年10月25日午前9時頃、盛岡市渋民にある石川啄木記念館に立ち寄りました。
石川啄木は1886年生まれ(没1912年)の日本の歌人で歌集「一握の砂」が有名ですね。
啄木は結核によりわずか27歳で亡くなり、生前には2冊の歌集しか残せなかったそうです。
最初の歌集が「一握の砂」、第二作が「悲しき玩具」
【 歌集「一握の砂」より 】
東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたわむる
石川啄木記念館の横には、石川啄木が少年期に学び、
後に代用教員として教壇に立った学び舎「旧渋民尋常小学校」が移築されています。
旧渋民尋常小学校(左)、旧斎藤家住宅(右)
旧渋民尋常小学校は1884年(明治17年)に建設され、2度移転され、建設当時とは変わっているそうですが、
柾屋根造り(まさやねづくり)、連子格子(れんじこうし)、障子張り、囲炉裏など明治初期の面影が残る岩手県内では最も古い学校校舎らしいです。