2013年(平成25年)4月、福岡県柳川市の川下りを体験(後半②)。
日本三大水郷巡りのひとつと言われる柳川の水路。(他は茨城の潮来と近江八幡の水郷)
福岡県柳川市の川下りを体験(後半②)の雰囲気を味わいください。
<11時13分撮影>
「どんこ舟」で狭い橋の下をくぐり抜けていきます。
「どんこ舟」は柳川の掘割を巡る観光川下りで使用される舟の呼び名で、はぜ類の魚ドンコに姿が似ていることが呼び名のもとみたいです。
<11時14分撮影>なまこ壁の建物は観光用でしょうかね。
<11時15分撮影>季節により川下りの景色も大きく変わるのでしょうね。
<11時20分撮影>地図C地点あたりでしょうか、木製の橋が見えてきました。
<11時12分撮影>柳川藩主立花邸御花のところに架かる「出会い橋」です。
<11時21分撮影>
<11時23分撮影>
<11時23分撮影>
<11時25分撮影>別団体の先を行く舟は、地図D地点の下船場へ向かうみたいです。
<11時26分撮影>地図D地点の下船場はこの橋をくぐり抜けたところ。
<11時26分撮影>立ったり、かがんだり、「どんこ舟」の船頭さんは大変ですね。
<11時26分撮影>自分たちの「どんこ舟」は昼食場所のB地点へ裏水路から向かいました。
「うなぎの大東」中国系の団体さん用でしょうか、昼食の準備が沢山用意されていました。
九州のインバウンドを強く感じた記憶が残っています。
コロナウィルス問題を受けて、外国人観光客は激減中でしょうね。
一日も早く、コロナウィルスのワクチンが開発されることを願っています。
食事を終えて、午後1時頃に橋の上から見た水上売店「一期一会」です。
橋の上から見た「掘割」。
「掘割」とは、連続的な切土により周囲の土地より低くして水路、鉄道や道路を通した部分のこと。
柳川の水路は、市の中心部2km四方の中に約60km、
東西南北11km~12km四方の柳川市全域では約930kmの水路が張り巡らされているそうです。
戦後の高度成長と共に水路の汚染が進み環境が悪化、一時は幹線水路以外を埋め立てて下水溝にする計画も浮上し、
水郷で有名な柳川も、存続の危機を経験しています。
上水道の敷設によって飲水として利用しなくなったことが水を大切にする心を失わせ、
合成洗剤の使用や油分の多い食生活への嗜好などが「掘割」の汚染に拍車をかけたみたいですね。
一度は荒廃してしまった柳川の「掘割」。
全国の先駆けととなった住民参加の環境改善の取り組みが行われ、市民と行政の協働により「掘割」が再生され、
多くの観光客が訪れるようになり、柳川市の経済面にも貢献しています。
「再生のために実施した事業」
・河川浄化計画
・市民の理解と参加を引き出した啓発活動
・伝統文化都市環境保存地区整備事業
住民の思いが成し遂げた、住民参加型の柳川市「掘割」の再生。
アフターコロナ社会の中でも「協働のまちづくり」の理念が、
次の世代に受け継がれていくことを願います。