
2015年5月2日午後4時40分頃、八ッ場ダムの上流部に架かる国道145号線の長野原めがね橋を走行。
巻頭の写真はJR吾妻線「第二吾妻川橋梁」です。
八ッ場ダムは2020年(令和2年)4月1日より運用を開始しています。
八ッ場ダムは民主党政権時代、鳩山由紀夫内閣が発足した2009年9月16日に前原国土交通省大臣が事業中止を明言し、
一時凍結されたが野田佳彦内閣で再開され、全国に知れ渡ったダムです。
また、昨年の試験湛水時に台風19号でのダム水位上昇などもニュースとなっていました。
左側に見えるのが、「吾妻線第三吾妻川橋りょう」です。
JR吾妻線第三吾妻川橋りょうは、八ッ場ダム建設に伴って付け替えられたJR吾妻線の主要橋りょうの一つ。
吾妻線第三吾妻川橋りょう(2011年度土木学会田中賞受賞)
構造形式:バスケットルハンドル型複合中路アーチ構造3径間PC下路連続桁橋
橋長(スパン長):203m
JR東日本コンサルタンツ㈱HPより
https://www.jrc.jregroup.ne.jp/jisseki/
<16時39分撮影>
八ッ場バイパスを走行。
<16時40分撮影>
前方に吾妻川に架かる丸岩大橋が見えてきました。
丸岩大橋(八ッ場ダム湖面3号橋)は、八ッ場ダム建設予定地から吾妻川の上流5kmに架かる橋です。
橋梁形式はPCラーメン橋、橋長442m、竣工は2009年3月ですから、事業中止を明言した時には既に完成済みということですね。
次の三井住友建設の資料によれば、現在はダム湖が見えるみたいですね。
<16時41分撮影>
前方に「第二吾妻川橋梁」が見えてきました。
世界的に珍しいという独立4本柱の主塔形状は、地域住民の結束を意味し、
みんなで力を合わせて支えるイメージを表現しているそうです。
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2010/65-06/65-06-0451.pdf
<16時49分撮影>
最先端の土木工学や施工技術の伝承は大切ですね。