令和5年9月16日(土)午前10時30分より、
自由民主党丸岡支部50周年記念講演会が行われ、
幹事長の立場で司会をさせて頂きました。
記念講演講師は参議院議員の山谷えり子さま
講演演目「憲法改正の実現に向けて」でした。
日本国憲法は、戦後占領下の1946年11月3日に制定され、
1947年5月3日に施行。
日本国憲法は、「国民主権」、「基本的人権の尊重」、「平和主義」の三つを基本原則としている。
制定以来一度も改正が行われていません。
「国民主権」
主権とは、国の政治のあり方を決める権利のことで、
大日本帝国憲法では天皇に主権がありましたが、
日本国憲法では国民が主権をもつことが定められている。
「基本的人権の尊重」
基本的人権とは、人間が生まれながらにして持っている人間らしく生きるための権利のこと。
「平和主義」
「戦争の放棄」、「戦力の不保持」、「交戦権の否認」を憲法に定めている。
これら日本国憲法の三大原則は、
これまで歴史の中で私たちが生きるために獲得した財産でした。
徹底して自らは戦わないことを規定し、
安全保障条約の下でこれまでは平和に暮らせてきましたが、
制定・施行されてから76年、世界情勢も当時とは大きく異なってきているように思います。
紛争解決の手段として武力行使が正当化される国は「戦うことで平和をつくり出す」のでしょうね。
憲法改正の議論は重要と思いますし、世界情勢が大きく変化しないことを願います。
今後、人口減少問題も影響してくるのでしょうね
大規模な災害にも対応した憲法であってほしいですね。
南海トラフ地震、関東大震災、大規模な気候変動に対応など。
日本の周囲には太平洋プレート、北アメリカプレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート。
4枚のプレートはぶつかり合いながら動いています。
ハワイ諸島が乗っている太平洋プレートは、1年に6cmから8cmずつ北西に移動しているとのこと。
つまり、ハワイは日本に年々近づいているのです。
1年に6cm移動するという事は、100年で約6mの移動。
そのひずみエネルギーが100年毎に解放されると考えると、
100年周期に大地震が発生するのではという学者さんもいらっしゃいますね。
関東大震災は1923年9月1日正午2分に発生ですから、今年は100年目。
ひずみエネルギーは毎年少しずつ解放されて欲しいものです・・・。