
令和4年9月13日午前9時40分頃、
発掘調査中の「長崎遺跡」を訪問。
調査現場は長崎称念寺の南側に位置し、
その東側に見える高架は北陸新幹線である。
見つかった遺構・遺物から、鎌倉時代後半から室町時代全般にかけて、
長崎称念寺を中心に堀に囲まれた「寺内町」が築かれ、
室町時代の中頃(15世紀代)に最も発展していたと考えられている。
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長崎遺跡からは、青磁、白磁、天目茶碗、瓦質土器の風炉など、高価で文化的な焼き物が数多くみられるようです。
木枠で作られた井戸の遺構。
長崎遺跡は15世紀後葉から16世紀初頭頃に、
火災が発生し町が焼失している痕跡が見られるとのこと。