坂井市 前田よしひこ

訪問ありがとうございます♪
皆様に多くの幸せをお祈り致します。
日々の出来事や思い出を記録中です。

第4回 坂井市社会福祉大会

2009-11-24 01:33:05 | 福祉
平成21年11月21日(土)午後1時30分、第4回坂井市社会福祉大会がハートピア春江大ホールにて行われ、参加してきました。

式典は、社会福祉関係物故者への黙祷、主催者あいさつ、表彰、来賓祝辞、来賓紹介の順で行われました。

表彰では社会福祉団体、優良ボランティア、福祉委員、自立更生の団体や個人の方々が功労表彰を受けられていました。また、金品寄附の部では感謝状を受けられていました。
おめでとうございました。日頃からの活動などご苦労様です。

●事業報告:坂井市社会福祉協議会について

社会福祉協議会は高齢化社会の進行の中で、今後益々重要な役割を担うことは言うまでもありません。
自分の場合、両親がまだ元気だからさほど係わりが薄い面がありますが、これから少しづつ福祉の分野にも係わりを増やして行きたいと思います。

●記念公演
演題「あなたと一緒に、あなたらしい幸せづくりを!」
   ~地域における新たな支え合いを求めて~
講師 ルーテル学院大学 学長 市川一宏氏

<プロフィール>
ルーテル学院大学学長。文学部社会福祉学科・大学院人間福祉学研究科社会福祉学専攻教授。
専門分野:社会福祉・地域福祉政策、高齢者福祉政策。
早稲田大学法学部卒、日本社会事業学校研究科卒、東洋大学大学院社会福祉専攻博士前期・後期課程修了。
著書:『差別と人権 高年者』(共著)雄山閣、『社会福祉のパラダイム転換』(共著)誠信書房、『老人福祉論』(共著)ミネルヴァ、『社会福祉論』(共著)ミネルヴァ、『高齢者福祉』(共著)有斐閣、『高齢者施設の個室ケアマニュアル』(共編著)中央法規、『地域福祉論』(共著)中央法規、『社会福祉協議会論』(共編著)全社協出版部、『社会福祉と聖書』(共編著)リトン、『ボランティアコーディネータースキルアップシリーズ』(監修・共著)全国社会福祉協議会等、『地域福祉論』(共編著)ミネルヴァなど。



孤立を防ぐことが大切である。
家庭機能の弱体化、地域関係の希薄化、孤立・虐待・依存症が増加したことにより、自殺者は3万人時代に。
閉ざされた空間から生み出される介護地獄・虐待・心中など、孤立状態によりうつ病の発生率、寝たきりの発生率は急激に増大する。
介護はどこまでやればいいのか?永遠の問題である。
介護者を支えるため家族の協力や、地域住民が良き理解者に成ることにより介護地獄から守られる。
介護予防は、本来の高齢者の生き方、生活の質を目指したもので、一次予防(生活機能の維持)・二次予防(生活機能低下の早期発見・早期対応)・三次予防(要介護状態の改善・重症化予防)までの緩やかな老化と自立した生活を支援していくことであり、介護予防の大切な点は、福祉のまちづくりによる孤立予防である。
福祉のまちづくりは、地域が違えば違って当たり前である。
地域が違うとボランティアも違って当たり前である。
アンダースタンド→アンダーに立つ→地域に立つ→住民の視線に立つ。
地域にある資源(人・もの・金・とき・知らせ)を積極的に開発・活用することが必要である。
この子らに世の光を → この子らを世の光に。
障がい者に世の光を → 障がい者を世の光に。
高齢者に世の光を  → 高齢者を世の光に。
住民のために作ったプログラムなのに、住民の視点が入ってないと意味がない。
サービスが有っても、伝えられなければ意味がない。
サービスに利用者を当てはめてはいけない、相手に合わせてサービスをする。


講演を聴いていると、まちづくり協議会(協働のまちづくり)や、一般的な行政サービスにも繋がっていると思われました。
地域に愛着を持ち、地域資源の発掘や活用に力を入れていきたいものですね。

関係者のみなさんご苦労様でした。
これからも頑張ってください。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。