ヨッシーの道楽趣向-別冊-
【BLOOMING POLYP】へようこそ♪
管理人のヨッシーです♬
今回は【ドーシングポンプ導入】
というお話し♬
"Revival(復活)"を目指す
計画を進行するなかで...
貴重な生体を
より水質を安定させた状態で
飼育したいという思いから
"ドーシングポンプ"を導入することにした♬
ドーシングポンプとは、
生体(特にミドリイシ類の珊瑚)などを
成長や色揚げさせるのに必要とされる
微量元素である諸成分を
添加剤やコンディショニング等で補う際に、
添加剤を自動で添加させる機材である。
今回私が購入したのは、
RedSea/ReefDose4という製品ダ♬
このReefDoseという製品は、
ー高精度・スマート・直感的ー
毎日の添加剤投与のために
特別に設計及び製造されている。
特別設計の高精度
シングルドロップドーシングヘッド(特許出願中)と、
完全な性能を提供する
高度なコントローラーが搭載されている。
ーReefDode4の特徴として
ダイレクトドライブ・遊星歯車モーターを備えた
高精度シングルドロップドーシングヘッドを搭載。
±0.05mlまたは0.5%(吐出量10ml以上で)の精度を実現。
それぞれのヘッドに
4つの投与オプションを簡単に設定可能。
設定はデバイス全体を調整した
1つのスケジュールに自動的に統合。
組み立て簡単なクリックオン/オフ
ドーシングヘッド(工具や細かな位置合わせは不要)。
添加剤間の化学的相互作用を防止する
ヘッド間の自動遅延機能。
ヘッド毎の1日の投与量は
0.1ml刻みで0.2〜1000mlに設定可能。
オンデマンドの手動投与
チューブ固定用の接続口のサイズ
外径5mm、内径3mm
3種類の投与速度モード
ウィスパー 15ml /分、レギュラー 30ml /分、
ターボ 45ml /分
モーター寿命は約10年
(各ヘッド250ml /日の投与に基づいて試算)
...ということらしい。
RedSea製品は全て
1つのインターフェイス
"ReefBeat"アプリで管理することが可能ダ。
簡単なセットアップと操作で
オンラインでのモニタリングとお知らせ機能が
利用できるのも便利で良い♬
※利用にはWi-Fi環境が必須。
※接続方法等々の説明は、
RedSeaのHP内にて動画で公開されている。
開封すると
美しい"ヘッドアッセンブリ"が登場し
テンションがあがる♬
添加剤を指定量間違いなく添加できれば
よいダケのものなのだが...
趣味の中で使用するものなので
好みのデザインであることも重要ダ♬
ドーシングポンプと添加剤を繋ぐ
チューブやチューブホルダー等が
別売りということに
少なからず不満を感じたが、
デラックス4カラーチューブキット
も同時購入スル。
ーキット内容
・高気密TEPカラーチューブ
・全長12m(4色各3m)
・クイックコネクトティップを備えた
チューブホルダー
・スナップオープンチューブオーガナイザー
(チューブクリップ)
機材のチェックを終えたら
ドーシングポンプを取り付ける場所を
考える...。
1本500mlの添加剤を4本使うので、
取り付ける場所には
それなりの強度も要求されるし、
水槽メンテナンスの際に、
身体に当たってしまったり
邪魔になる様な場所や、
水槽より低い位置は不向きなので、
水槽部屋をグルリ見まわしながら...
位置を選定シタ。
一度壁に穴を開けて
設置(固定)してしまうと
後々変更するのは面倒だし、
開けた穴が目立ってしまうので、
この辺りは特に気を遣う作業ダ。
水槽より高い位置であり且つ
空間的に邪魔にもならない壁面に
設置場所を定め、
100円ショップで購入してきた
部材を取り付け。
RedSeaから発売されている
専用の取り付け部材は、
高価なので100円ショップで
材料を調達し代用した(笑)
ドーシングポンプはRedSea社製の物だが、
添加剤はショップさんの勧めもあり
"Coral Essentials"のものを使うことにした。
添加剤は写真の順序で
日々適量を飼育水に添加してゆく。
ーCVE+
Coral Essentials CVE+は、
「シンプル・リーフキーピング」を
より多くのリーフアクアリウムオーナーに
届けることを目指して開発された。
Chroma+、Vibrance+、Energy+の
"Black Labelシリーズ"3種それぞれの
頭文字を組み合わせて名付けられたCVE+は、
この3種のシグネチャーサプリメントを
バランス良く配合したユニークな
オールインワンサプリメント。
使用方法(添加量)
LPS/ソフトコーラル水槽:1日あたり100L毎に2ml
ミックス・リーフ水槽:1日あたり100L毎に4ml
SPS水槽:1日あたり100L毎に6ml
ーMagnesiumu+Trace
Coral Essentials Magnesium+Traceは、
マグネシウムと各種微量元素を
高濃度で独自配合したサプリメントで、
マグネシウムの濃度が
12,500ppm(mg/L)になるように
調整されている。
ーCrabonate+Trace
Coral Essentials Carbonate+Traceは、
Carbonate(カーボネート=炭酸塩)と
各種微量元素を
高濃度で独自配合したサプリメントで、
Carbonateの濃度が
180,000ppm(mg/L)になるように
調整されている。
ーCalcium+Trace
Coral Essentials Calcium+Traceは、
カルシウムと各種微量元素を
高濃度で独自配合したサプリメントで、
カルシウムの濃度が
100,000ppm(mg/L)になるように
調整されている。
RedSea社製の添加剤のキャップは
ドーシング用のチューブを接続する
"チューブティップ"があるのだが、
Coral Essentialsの添加剤は
普通の蓋キャップなので、
別途チューブティップ付きの
蓋キャップを購入した。
自作も可能だが手間とトラブルを
考え市販されている代用品を使用。
金具を取付けた壁面に
RedSea/ReefDose4と添加剤を
仮置きした♬
ドーシングポンプの運用準備が
整ったところで....。
偶然にもショップさんに
RedSeaの加藤様が来店され
"パーフェクト・ドーシングメソッド"
の勉強会が開催されるというので
参加させていただいた♬
ドーシングポンプを使用した
添加剤の添加方式の
有用性をより理解すること叶う。
同時にドーシングポンプの設定等に
対する疑問にも丁寧に答えていただけた。
約1時間程度の勉強会であったが
とても良い刺激となった♬
参加者の約半数が
ドーシングメソッドの
運用者だということに驚いた。
ドーシングポンプの普及率というか
添加剤を使用した飼育スタイルが
既に定番化(定着)していることを理解する。
...って私の飼育スタイルが
古いダケなのでしょうが(笑)
帰宅後、
RedSea/ReefDose4と添加剤を
チューブで接続し、
運用準備(初期設定)開始♬
添加剤からドーシングポンプ、
ドーシングポンプから水槽までの
チューブの取り回しに気を遣う。
...添加剤に接続するチューブの色は
好みの設定で構わない。
"ReefBeat"アプリの指示に従い、
付属のReefDoseメスシリンダーを使い
各チャンネルの添加量の測定を行い
機材や接続に異常がないかを確認スル。
添加量を計測し誤差があれば
アプリを使い"校正"する。
接続・校正(添加量のチェック)を終えたら、
水質検査キットを使用し
飼育水の水質測定をおこなう。
私はRedSea社のテストキットを使用。
水質検査にて
現状の水質を把握でしたら、
適正とされるパラメーターとなるように
添加剤の添加量を設定スル♬
RedSeaの見解では、
珊瑚を成長・色揚げさせるのに
適正なパラメーターを維持できる様に、
各添加剤を少量ずつ添加させることが
より効果が高いとの
データが示しているとのことなので、
時間あたりの添加量を
計算式にのっとり決めた♬
...とは言え、
この段階では現時点での飼育水を
適正なパラメーターに合わせる為の
初期設定値にしか過ぎず、
生体の飼育量や成長に合わせ
常(定期的)に水質検査を実施し
添加量を微調整する必要があるダロウ。
適正な水質パラメーターは存在しても
適正な添加量は常に変動するものなので、
各々が水質検査を実施することで
飼育水の状態を把握する必要がある。
...ま、
定期的な水換えも実施するので、
それほど神経質になることも
ないのだろうとも思いますが(笑)
さよなら...
カルシウムリアクター&ミドボン。
私がミドリイシ飼育をはじめた当時に
この緑色のボンベ(二酸化炭素ボンベ)と
カルシウムリアクターを使用した
飼育スタイルに強い憧れを
抱いていたのだが、
それも過去の話しか...。
水換え時にあわせて
濾過槽からカルシウムリアクターを撤去。
各ショップでも
カルシウムメディアの取り扱いも減り
添加剤方式の水質管理が主流となってきている
ことを肌で感じてきていたので、
このタイミングで私も、
ドーシングポンプをつかった添加剤の
ドーシングメソッドへと切り替えル。
※Dosing
一回分の量を盛るという意味。
アクアリウムの時は
一回分の添加量を適正に入れる
とい言った感じでしょうか。
※メソッド
方法、方式、手法、やり方、
などの意味を持つ英単語。
カルシウムリアクター♬
良い仕事をしてくれましたが
これにて退任。
長い間ありがとう。
"温故知新"
先人の知恵を温め
新しきを知る。
MarineAquariumの飼育スタイルも
日進月歩ナノダ。
より安全に、より長期的に、
珊瑚という貴重な生物を
水槽内で育み続けてゆくには、
基本となる考え方は変わらずとも
より手軽に、より安定して、
生体を飼育できる方法を
選択することもまた
"アリ"なのかもしれない...。
これまで通りに、
"換水に勝るものなし"
という基本的な考え方は
変わることはない。
【関連資料】
【RedSea】ー公式HPー
【Coral Essentials】ー公式HPー
あぁ
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