新型コロナワクチンの「購入量」「価格」「契約内容」
などに関して、厚労省は一切公開していない。
2022/11/08 の参議院厚生労働委員会でも
Youtube 参議院厚生労働委員会
川田龍平議員の
「ファイザー社との契約は一体どうなっているのでしょうか」
の質問に対して、
厚労省・佐原健康局長は
「その価格も含めましてですね、これは秘密保持契約で
ございまして、ここで申し上げることはできません」
「秘密保持契約」を理由に、公表しないことを公言。
ところが思わぬところから、契約の一部が漏れてきた。
財務省 財政制度分科会(2022/11/07開催)の資料より
ワクチンの契約数量、価格がわかった。
財務省 財政制度分科会(2022/11/07開催)資料より
文字が小さいので書き写すと
これまで噂されていた数値に近く
契約数量 8億8,200万回、価格2,725円/回 。
これまで3億2,031万回接種(8,728億円)して、
残り、4億5,539万回(1兆2,409億円)だ。
もし、契約数量どおり納入済ならば、
今後接種が進まないと思うので
1兆2,409億円が無駄遣いになる。
ワクチンの到達の在り方に関して、財務省は
〇 これまで、国際的なワクチン獲得競争の中で接種に支障が
生じないよう多くのワクチンを確保。
〇 その結果、契約数量から、接種済回数分、キャンセル分、
海外供与分を差し引いた数量は約4.6億回程度(金額換算で
約1.2兆円)となっている。
〇 このうち、ファイザー、モデルナのワクチンについては、
約1億人を対象に年度末にかけてオミクロン株対応ワクチン
の接種に活用されることとなっている。
〇 今後は、国民の接種行動の変化等を見極めつつ、効率的な
調達に努めることが必要ではないか。
と意見を述べている。
晴