「リュウグウ」の石 JAXAより
「はやぶさ2」が地球と火星の間にある「リュウグウ」から
石・砂を持ち帰ってから1年が経過した。
2020/12/06 はやぶさ2は帰ってきました
2019/07/11 東急路線図
2019/02/22 「はやぶさ2」 リュウグウへの着陸に成功
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は 2021/12/06 記者会見を開き、
1年前に持ち帰った試料のキュレーションや初期分析状況について
解説を行った。
位置関係 AstroArtsより
「はやぶさ2」は2018~2019年、地球と火星の間にある
「リュウグウ」を探査し、2度の着陸を成功させた。
2020/12/06 には、「リュウグウ」の石の入ったカプセルを地球へ届け、
想定を大幅に上回る 5.4gもの石や砂が入っていた。
・ サンプルは 2021/06 に分析チームへ分配され、その後分析は
予定どおり進んでおり、来年春頃には詳細な結果が報告される予定。
・ 試料の10%はNASA-JAXA機関間合意に基づき、NASAに分配された。
・ 2022年6月頃には、国際公募により研究提案が募集されサンプル
が分配される。
「はやぶさ2」探査機は、イオンエンジンの燃料が半分以上
残っていたことから、拡張ミッションへと移行し、小惑星
1998 KY26に向かっている。途中で技術実証などを行い
到着は2031年の予定。
10年後の楽しみが増えた。
曇 晴