12月18日、ホテルに着いたときは熱っぽかった。
フロントで体温計を借りて測定すると38.8℃あった。
若いころは一晩寝ればよくなった。
もうそんな齢ではない。また明日重要な要件がある。
病院で診てもらうことにした。フロントで病院を探してもらった。
駅を挟んで向こう側の「Sクリニック」へ向かう。
10人ほどが待っていて、診察に1時間半待ちという。
診察前にインフルエンザの検査があり、鼻に長い綿棒を突っ込まれた。
結果は陰性。体温は39.0℃になっていた。
診てもらうまでの時間が長い。
座って待っているのがつらく、ベッドを借りて横になった。
順番を繰り上げて診てもらったようだ。
「どうされました?」
「2~3日前から喉の痛みと咳が出ていました。その時は熱はありません」
「あ~ん・・ 喉は腫れてない。肺炎かもしれません。
肺炎だったら入院になります。」
「それは困ります。明日正午から重要な要件があります」
「とりあえず胸部のX線撮影をします」
「肺炎ではなさそうですね。ただ左胸の下が白くなっている
ようにも見えます。心臓に隠れていてわかりません。薬を出します。
明日朝までに熱が引かなかったらCT検査のできる病院で
診てもらって下さい」
翌12月19日の朝、熱は35.8℃に下がっていた。
当日は用件を済ませて帰郷。
12月20日、念のため主治医に経過を説明し、
胸部のCT検査と血液検査とを受けた。
CT検査は異状なかった。
血液検査でCRPが 13.6あった。
ちなみに以前受けたときは 0.0 だった。
総合的に判断して「気管支で炎症」を起こしている。
免疫力が低下しているので、
・ 風にあたらないように
・ 人に会うと感染する確率が高い
等のアドバイスを受けた。
とういことで
風にあたらない
人と会わない
頭をつかわない
を続けた。