OneAppとは？

米マイクロソフト、モバイルアプリ基盤「Microsoft OneApp」を発表

Microsoft、低価格携帯向けアプリプラットフォーム「OneApp」発表

Microsoft OneApp -Home-


プレスリリースが出ていましたが、

このOneApp、突然出てきた感があるんですが・・・

どんなプラットフォームなんでしょうか？？？



今出ている情報だと、

・低スペックのモバイル機器用のプラットフォーム
　（対応CPUは？？？）

・メモリ使用量が少ない。

・Facebook、Twitter、Windows Live Messengerが使える。

・南アフリカなどの新興国のケータイ市場に対し、
　安価かつ軽く動作するケータイを提供するのが目的。

・アプリの開発はXMLやJavaScript。SDKを別途提供。

・Nokia 6300／Samsung U900 Soul／Sony Ericsson C510などに対応。


似たようなプラットフォームとして、

.NET Micro Frameworkというのを

マイクロソフトはリリースしていますが・・・。

Micro FrameworkもOneAppも、

・現状対応しているハードウェアが少ない

・しかも、他のハードウェアにポーティングさせるための情報が少ない
　（デバイスドライバはどうやって組むとか、ブート方法とか・・・）

のがネックだと感じています。




⇒組込み向けのプラットフォームは、

　たくさんあるCPUやボードに、簡単に搭載できるかが

　選定の分かれ目ですよね。

Quebec CTP版の公開

本日のプレスリリースです。



マイクロソフト、Windows(R) 7ベースのWindows embedded Standard 2011
コミュニティ テクノロジ プレビュー版を公開



Windows embedded Standardの次期バージョンの

CTP（Community Technology Preview)版がダウンロードできるように

なりました。



ダウンロードサイトは⇒こちら

ページ右側の「Quebec CTPのダウンロード」をご参照ください。


このWindows embedded Standard 2011（以下WES_2011）ですが、

Windows 7ベースです。

現在リリースされているWindows embedded Standard 2009のベースは

Windows XP SP3ですので、Vistaを飛び越して（笑）のリリースです。



特徴などの説明はプレスリリースに譲りますが、

個人的には以下の点を気にしています。

・x64アーキテクチャ（64bit CPU）に使用できる。

　⇒組込みシステムに求められるマシンパワーが
　　もうPC並みになっているということ？

・タッチAPIによるリッチなUIの実現

　⇒マシンスペックによるところが大きいかもしれない・・・
　　組込み機器でどこまでできるか？？？


あとは、組込み用機能はどんな点が改良されているのか、

これからCTP版をいろいろ触って確認してみようと思っています。


・・・64bit CPUのPCを最近買ったところだし（笑）