ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

緊迫の一日

2012-05-13 21:59:41 | 自宅介護

昨日9時を過ぎた頃から不穏が始まった母ちゃん。

酸素のカニューレを引き抜いたり、オイラの腕に爪を立てたりと暴れまくっておりました

目のギラギラが最高潮になったのを機に、不穏時のお薬リスパダールを服用させることにしました。

お薬の効き始めは遅いようで、やっと静まったのは11時を過ぎた頃でした。

就寝前にオムツを確認すると、お小水はまだ出ていませんでした。

ま、そのうち出るだろう・・・

と安易に考えていたのですが、甘かった

深夜1時、2時、4時のオムツ確認も、お小水は出ていません。

オムツ交換時にいつもは多少の抵抗をするのですが、それもありません。

朝7時にもまだお小水が出ておらず、12時間以上お小水が出ていないことになります

リスパダールの効きすぎか

はたまた副作用か

水分補給の麦茶を飲ませるも、スッキリと目覚めてくれないため50ccが限界。

朝食時もウツラウツラ状態で、2割ほど食べたところで『もういらない』と・・・

膀胱のあたりはパンパンに硬くなっているので、たっぷりのお小水が溜まっているのは確か

これは導尿しかないか・・・

9時を待って訪看さんに電話して、導尿のキットを持ってきてもらえるようにお願いしました。

訪看さんが来るまで、何度もオムツを確認。

緊迫の一日が始まりました・・・

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11時、訪看さん到着。

バイタルチェックから始めます。

血中酸素飽和度は、酸素吸入のおかげで98%。

体温は36.5℃

腸雑音は問題なし。

やはり膀胱はめいっぱいにパンパンになっているとのこと。

さっそく防汚エプロンを装備して導尿キットを開けると・・・

なんとオムツにはホッカホカのお小水がたっぷり

自然に出たことで、ひとまず安心。

心配なのは、意識が薄いことです。

目は半開きで、受け答えがまったくできません。

瞳孔反射が弱く、やはりリスパダールが効きすぎているようです。

訪問医さんに連絡しようかどうか迷っているところに、郵便局の宅配がきました。

兄ちゃん夫婦からの母の日の贈り物のようです。

母ちゃんの前で包みを解くと、ピンクの花柄パジャマが入っていました。

『母ちゃ~ん、兄ちゃんちから母の日の贈り物が届いたよぉ~』

すると母ちゃん、うっすら目を開けてパジャマを見つめています。

『そっか~』と一言うなずいて再び眠ってしまいましたが、そのうちお薬の効き目も薄れるだろうとの判断で、しばらく様子を見ることにしました。

訪看さんがお帰りになったあと、オイラはポカリのゼリーとプリンを作ります。

水分補給ゼリーを作るのは久しぶりだなぁ~

市販のゼリーよりユルユルに固める割合っていくらだっけ~

過去のブログを遡って確認。

そうそう、ゼライス1袋にポカリ400ccだ

プリンは~、卵2個に果糖大匙3、牛乳は250ccだと硬いから300ccにしよう。

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昼食時はまだ目覚めの兆候なし。

1時に声を掛けるとやっと返事が返ってくる程度。

2時、一応目を開けたので、ポカリのゼリー60cc分をゆっくり食べさせます。

3時、プリンを食べさせ、麦茶で水分補給(75cc程度)

4時、ポカリゼリー

5時、オムツ確認するも未だ出ず。

6時、おじやと卵豆腐で夕食。

いつもの6割程度を用意すると、45分かけて全量摂取。

食後、吐き気があるもの嘔吐は無し。

そこにケアマネさんから電話。

訪看時の確認の電話です。

一通りあったことを説明。

朝一番で訪問医に連絡して、指示を待つように言われました。

7時、未だお小水は出ないものの、大量の排便あり。

と同時に、軽い不穏が発生。

目はまだトロンとしているものの、手は鼻のカニューレに伸びて取ろうとしています。

が、昨夜のような攻防戦には至らず、時折ウツラウツラ

丸々19時間も眠ったので、今夜の動向が心配です。

訪看さんは、昼夜逆転を心配しておられました。

はてさて、どうなることやら・・・

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しらない人のニオイがするのニャ

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ここ開けてニャ~

いつもは絶対に出て来ないミィちゃんですが、訪看さんには興味があるようです。

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さてと、母ちゃんの多動が始まったようです

今夜は怖いのでリスパダールの服用はやめておきます。

今夜は長い夜になりそうです