ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

面会

2012-05-24 23:07:43 | 自宅介護

P5230423

昨夜のブログ更新中のシィ君・ミィちゃんです。

傍にいてくれるだけでうれしいのよぉ~

----------

母ちゃんの入院2日目です。

昨夜はなかなか寝付けず、あれこれ考えながら悶々としていました。

たぶん寝付いたのは4時過ぎくらいかなぁ・・・

目が覚めたら8時。

朝食は母ちゃん用に作ったお粥の残りを食べて済ませました。

P5240432
母ちゃんのベッドの枕元では、ミィちゃんがソーラーチャージ中です

P5240428
シィ君は、ベッドメイキング済みのベッドで母ちゃんを待っています。

----------

まずは、母ちゃんがショートスティで使った物を洗濯

干し終えたところで、叔母に渡す新幹線の切符を受け取りに盛岡駅に向かいます。

自動発券機で切符を受け取り、その足で母ちゃんが入院している病院へ・・・

----------

病院に到着したのは11時でした。

病室では丁度オムツ交換の時間。

陰部洗浄から着替えまで済んだところで、口腔ケアへと移行。

そこで看護士さんから口腔ケア用品を購入するように言われました。

病棟の1階のファミマにて、口腔ブラシ、洗浄剤、保湿ジェルを購入。

さっそくそれらを使用して口腔ケアをしてもらいました。

ずっと口を開けっ放しなので、乾燥で舌にヒビが入りかけてました

ケアが済んだ母ちゃん、昨日はダラリとして全く動かなかった左手が動いています

今朝ぐらいから動き出したとのこと。

梗塞部分に血流が戻ったってことかな

頭は右向きで固まっていて、正面に向けてもすぐ右を向いてしまいます。

両目は開いているものの、見えてはいない様子。

点滴を繋いだ右腕は宙をさまよい、人差し指は天井を差しています。

ひじ部分には無数の青あざが出来ていて、昨夜の暴れん坊具合が伺えます。

喉にも麻痺が出たようで、痰の吸引が始まっていました。

酸素に関しては、血中酸素飽和度がそれほど低くないとのことで、日中は外して様子を見るのだそうです。

足の指には無線タイプのパルスオキシメーター、胸には無線タイプの心電計が付いています。

最近の病院ではケータイが使える範囲が広くなってきていますが、この病室だけは別のようでケータイ禁止でした

手に丸めたタオルを握らせているところに、今日の担当介護士さんがやってきました。

穏やかな笑顔の看護士さんに今日の状況の説明を受けました。

まだ浮腫は続いていて、容体は安定していないとのこと。

身体のあちらこちらが動くのは脳の回復には必要な事だから、危険が無いように見守っているとのこと。

母ちゃんの左手の力は半端なく、握られると爪の後が付くほどです

脳が力のコントロールが出来ない状況なのだそうです。

梗塞部分の血流が戻ったことで、脆くなった血管から出血する恐れがあるとのこと。

もしもの場合、開頭手術をするかどうか尋ねられました

これに関しては搬入時のお医者さんにも言いましたが、『自然にまかせたい』旨を伝えました。

医師から余命に関する説明を受けたいか尋ねられたので、『はい』と答えました。

脳梗塞の症状が安定したのち卵巣癌の状態も含めて、説明を受けることになりました。

まずは脳の安定が先ということだそうです。

----------

朝軽くお粥を食べただけだったので、おなかがクゥ~

病室の時計にチラリと目をやった看護士さんが笑顔で、『今日はちゃんと昼食食べて下さいね、昨日は食べられなかったでしょう』と気遣ってくれました。

お言葉に甘えて食堂へ・・・

『冷やし中華はじめました』の文字に惹かれ、今年初めての冷やし中華を食しました。

病室に戻る途中、叔母から電話です

『今病院の駐車場だけど、何号室

『は~い、玄関まで迎えに行きま~す

何しろだだっ広い病院なものだから、はじめての人は迷子になっちゃう。

玄関ホールまで迎えに出ると、叔父が参った顔で椅子に座っていました。

脊柱管狭窄症で、長く歩けないほど辛いようです。

叔父にはロビーで待っててもらい、叔母だけを病室まで案内しました。

叔母の第一声『なんたらこったになってぇ~

手を握って声を掛けてくれるも、開いた眼には反応がありません。

しばらく二人だけにしてあげました・・・

その間にも看護士さんが吸引に来てくれたとのことで、『ここの看護婦さんは働くねぇ』としきりに感心しまくっていました。

面会の最後に、新幹線の切符と従妹へのお祝いののし袋を託しました。

オイラも一緒に帰ることにして、看護士さんに一言声を掛けると看護師長さんが出てきてくれました。

くれぐれもよろしくと頭を下げる叔母に、『心配でしょうが、お任せください』と笑顔でおっしゃられた看護師長さんの横顔が印象的でした。

待ちくたびれた叔父は、車で待っていました。

体調が悪いのに来てもらって、ありがとうございました。

おみやげに『青森産長芋』を頂戴しました。

こんなデカい長芋、一人じゃ食べきれないじゃん・・・

----------

家に帰ると・・・

P5240426

おばあちゃん・・・ムニャムニャ

車いす用の低反発座布団を枕にして寝ていました~

早く母ちゃんが帰ってくるといいね・・・

-----------

病院との往復だけでは気が滅入りそうなので、明日から時間をかけて家の模様替えを敢行しまっす

まずは家中の家具の採寸から始めました。

図面を作って家具の配置を模索するも、箪笥の量が多すぎっ

なにしろ4人分の家具だもんなぁ~

せめて半分にしなきゃねぇ~

服を捨てることから始めなきゃ