くりぃーむソ~ダ

気まぐれな日記だよ。

狼おとこ(69)

2022-04-18 19:47:18 | 「狼おとこ」


 ――――――    

「アリエナ、町へ帰っちゃいけないよ」

 アリエナが食器を洗っているところへ、オモラが血相を変えて家に入ってきた。
「カッカから聞いたんだ。昨日、アリエナが顔を出した頃、町に異端審問官のブタ野郎がやって来たって。さっそく、アル達が取り調べのため捕まったらしいよ。
 町に出ればあんたにも魔の手が迫るかもしれない。事が収まるまで、ここにいるんだ。わかったね――」
 オモラは、アリエナの肩をつかむと、真剣な顔でのぞきこんだ。
「えっ、ええ……」と、アリエナは、オモラの目を見ながらうなずいた。
「もう仕事はやめだ」と、オモラは手を離すと、言った。「山子達も家へ帰したよ。もう仕事になんかなりゃしない。とんでもない嵐が吹いてきたもんさ。
 ――いいかい、アリエナ。これからなにがあるかわからない。気持ちだけはしっかり持っているんだ。意に反したことを聞かれても、決して『はい』と答えちゃいけない。生き残らなきゃ、なんにもなりゃしない。まず生き残ること、それだけを考えて行動するんだ」
 アリエナは、よく理解もできないまま、こくんとうなずいた。


「――なんの用だ」と、厳つい顔をした兵卒が、ジムの行く手を遮りながら言った。
「町長のジムです。ゲリル様に到着のお祝いを申したいと思いまして、やって参りました」と、ジムは手に持っている鞄を見せた。

「よしっ、ちょっと待っていろ」

 にやりと笑った兵卒は、ほかの兵卒に持ち場を頼むと、教会に入っていった。ジム達三人が顔を見合わせ、まんじりともしないで待っていると、教会の扉が開き、兵卒と、ヨーセが顔を出した。
「ゲリル様がお会いになるそうだ。司祭に着いていけ――」
 ジム達は、ヨーセの後ろを着いていった。歩きながら、ヨーセは小声でジムと話した。
「なにしに来たんだ、ジム」
「――アル達のことですよ」
「町長が話し合いに来たって、どうにもならないのがわからなかったのか?」と、ヨーセは顔をしかめた。
「みんなで決めたんです。それに我々にできるのは、直接会って話し合うことぐらいしか、ないじゃないですか」
「だが、もっと悪い結果を招きかねんぞ」
「それは、やってみなければわかりません」と、ジムはきっぱりと言った。
「アル達は、どうしているんですか――」と、ジムに着いてきた一人が言った。
「わしももう、神に召されてしまいたいよ。とてもじゃないが、昼間は耳から手が離せられない」と、ヨーセは首を振りながら言った。「あんなひどい拷問は、はじめてだ。あれでは、もうすでに自白させられているだろう」

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よもよも

2022-04-18 06:07:48 | Weblog

やれほれ。

ようやく休みの日にタイヤ交換。。

混んでるから予約時間になっても

1時間はかかるってことで、

しばらくぶりのケータイで数字パズル。。

ふんふんってさっさとできあがるつもりが、

ふむふむって頭抱え始めて、

3回アウトにしたミスもアウトまであと1回になって

結局50分過ぎまで粘ったんだけど

タイヤ交換完了するまで間に合わず、

帰っても負けずに頑張って53分過ぎでやっとこ完成。。

頭使いすぎたせいで以降なんにも手に着かんかったXXX

休みなんてこんなもんさ・・・。

振り返れば、まったく時間の無駄づかいXXX

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