知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

必要とされる能力を書き出す。

2010年12月26日 | スキルアップ
注:このカテゴリーは、草案です。


スキルアップは、
 自分の能力を高める
ためのものです。

最近は、
 社会不安のため、資格ブーム
ですが、
 資格取得はスキルアップの一つ
にすぎません。

大学の講義も、スキルアップの一つですし、
就職して仕事を覚えるのもスキルアップの一つ。
結婚して専業主婦として家事を覚えるのもスキルアップの一つです。

つまり、
 人は生きていく上で、常にスキルアップの機会
が与えられているということです。

ところが、
 人によって、スキルアップできる人とできない人
に分かれてきます。

それは、なぜか?

それは、
 生きるということに誠実であるかどうかの差
だと思います。

より高い質を目指すかどうか。

主婦で説明します。
 質の高い家事をして、夫や子供の喜ぶ顔が見たい
と思う人は、
 生きるということに誠実である人
です。

例えば、掃除。
いかに効率よく、きれいに仕上げるか。
それを日々研究し、実践する。
 重層を用いるとよい。
 窓は新聞紙。
 タイムスケジュールを作って掃除をするとよい。
本屋に行けば、このあたりの解説書はいっぱいあると思います。

それを読んで勉強し実践できるかどうか。
めんどくさいし、努力が必要です。
本代もかかるし、読む時間もかかる。

しかし、
 効率よく掃除ができて、きれいになれば、スキルアップが達成された
ことになります。

料理もそう。
料理本を読んだり、料理のスクールに通ったり。
材料にこだわって、家庭菜園を始めたり。
土にこだわったり、無農薬でも育てられる方法を学んだり。

こだわりをもって、学んでいくうちに、スキルアップが達成されるわけです。

子育てもそう。
児童教育学の本を読めば、子育てを学問の知識を使って実践できるわけです。
教育心理学も役立ちます。
論語もいいかもしれません。

家計もそう。
どうすれば、支出を減らし収入を増やせるか。
マネジメントの知識が使えます。

つまり、
 学問を実生活に応用する
わけです。

なぜ、ここまでするのか?
 それが、生きることに誠実だからです。

誰かに喜んでもらいたい。評価されたい。
自分はできる人だから頑張りたい。

こういう気持ちが、
 努力へのモチベーションになります。


話がそれて長くなるので、軽くしか書きませんが、
 今の日本はこういう努力をないがしろにする政策
を推し進めているといえます。
 がんばった人ほど、重税で苦しむ。

 がんばって手料理を作る人の犠牲の上で(税がかかる)、
 レトルト食品で済ます人にお金を与えるようなもの。




スキルアップの方法は、無数にあります。
スキルアップを目指す分野も無数にあります。

人に嫌われる性格であれば、
 どう直せばよいのか
について、
 人に好かれる人を研究して学ぶ。

整理整頓ができないのであれば、
 整理整頓の方法を学ぶ。

すべて、スキルアップです。
前者は、コミュニケーションスキルのアップ。
後者は、マネジメントスキルのアップ。


そこで、
 まず、自分が必要とするスキルを書き出す
とよいと思います。

そして、
 そのスキルをアップさせるにはどうしたらよいか
について、考えてみます。

手っ取り早いのが、
 本を読む。
 スクールに通う。


なぜ、読書をする人の方が、収入が多いか?

 読書自体がスキルアップにつながっている
からだというのが、僕の考えです。
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どんな国家をめざすべきか1

2010年12月26日 | 国家論
税制でも分かったことですが、
 衆愚政治
が進んでいます。

 戦略なき国家
です。

中国の方が政策立案能力やビジョンを描く能力が高い。

さらに、ばらまきを期待する国民により、
 参院選で惨敗し、ねじれが生じ、
 その結果、さらなるばらまき体制
へと移行することになりました。

消費税増税は、怖くてどの政党も口に出せないはずです。

また、連立政権を組む際には、
 相手の要望を通す
必要があり、
 相手は、予算(利権)を求める
ので、
 予算の大幅な改革はできない
ということです。

例えば、公明党と組むのであれば、弱者保護のための支出を増やすこと、宗教改革はしないことが条件。
そのほか、国民新党と組んでいるため、郵便局利権に切り込めない。
自民党系であれば農協改革はできない。

所詮、ねじれでは、大胆な改革などできないわけです。
参院選後にも書いたことですが、
 あの瞬間に、日本の運命は決まったといっても過言ではない
と思います。

だれもが、今手にしている恩恵を手放したくないと思っています。
それを取られないように、がんばっているわけです。
無理矢理取るには、剛腕が必要となります。
そのあたりは、「貞観政要」に書かれています。


今の民主党政権は、任期満了までは、選挙をしないようにして政権を死守しようとするはずなので、
 新たな改革などできず、ばらまきと妥協で乗り切る
はずです。
政権再編の動きと言われていますが、
 よほどの覚悟がないと難しい
と思います。


おそらく、このままの状態だと、
 とりやすいところから取る
 問題を先送りにする
 財政は後世につけを回す
選択しかないのだと思います。

これで被害を受けるのは、40代よりも若い世代と、これから生まれてくる国民です。
いきなり借金を背負うことになる。
そして、老朽化した不必要に豪華な施設を押し付けられる。
市役所、公民館ホール・・・その建設費を見れば、いかに費用対効果を無視したものか分かると思います。
吹き抜けや高い天井は、光熱費が数倍かかる。
そんなところで、こまめに電気を消したり、エアコンの温度を多少コントロールしても、
 あまり効果がない
わけです。

高齢者は言うはずです。ここまで豊かな社会を築いてきてやったんだから、借金を背負っても当然だ。

確かに、いまのところ日本は平和で豊かな国です。
しかし、借金で豊かな生活をつづけることは、
 どこかでだれかがその負担を強いられる
ということです。

ところが、今の国民は、フリーライダーに慣れています。
自分の払った税金よりも多くのサービスを受け、それを当然だと感じる人が増えています。
そのうえ、今の利権(子供手当、生活保護、福祉サービス、教育サービス・・・これも広い意味では利権です)を
 手放すことに抵抗をし、自分に負担を生じさせる可能性のある政策はつぶそうとする
わけです。

その代償は、自分以外の誰かが負うことを期待しています。
それが、今回の税制では、
 数パーセントにすぎない高額所得者と、相続資産を有する資産家
です。



では、どんな国家を目指すべきか?

原則は、やはり自助努力です。
そのためには、仕事の創出は不可欠です。
だれでも、働ける能力があるのであれば、働ける仕事を得ることができる。

しかし、仕事がない。
その理由が、
 グローバル化による海外移転
 IT技術の進歩による労働の代替(オート化)。

では、どうしたらよいか?
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