知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

スキルと環境のゲーム。

2013年02月22日 | スキルアップ
世の中をゲーム(トランプ)と見立てると、
 自分よりも強い人(スキル)
 自分よりも弱い人(スキル)
 自分よりもよい手札を持っている人(運 環境)
 自分よりも悪い手札を持っている人(運 環境)
に分けて考えることができます。

どんなにポーカーのスキルが高くても、
 初めから手札がそろっている人には勝てない。

人生も同じです。

人生は不平等であるというのが前提です。
生まれた瞬間に、運・不運という要素が、まず決まります。

人はみな平等。
これは、建前であって、
 経済的な面、教育・愛情の面など、親によって雲泥の差がある
という事実を否定することはできない。

ただ、貧しい家庭に生まれても、
 向上心がある
かもしれない。

それも、資源の一つ。
財産等と比べて、見えにくいわけですが、立派な財産です。

その財産を磨いて、
 成り上がっていく
ことで、
 いろいろなものを運よく初めから手に入れている人
とのゲームに勝つことができるかもしれないわけです。



合理的経済人は、
 利益の最大化を目指す。
ただ、
 そのスキルや資源や環境には差がある。

そこで、
 自分のスキルや資源を分析し、どうやったら利益が最大化できるか
を考える必要があるわけです。

そして、
 ある程度、利益を得たら、合理的経済人の発想から一歩進めて、
 他の利益、社会の利益を考慮する。


まずは、スキルアップ。
そのスキルを活かして、利潤を追求する。
ある程度、うまくいったら、公益に配慮する。

 衣食足りて礼節を知る
という流れです。

おそらく、これが平穏に生きるための方法。


これからの日本は、
 格差がより大きくなっていく
はずです。

学校教育が失敗しているからです。
学校の先生は、
 合理的経済人とは程遠い「狭い世界の人間」
です。

駆け引きも、取引のルールとも無縁の世界で生きている。
無難に朝出勤し、夜帰宅すれば、
 約束された給与が振り込まれる。
業績や倒産やリストラなどとは無縁の生活であるため、
 経済や経営の知識が疎い。

これは、高校教師と予備校教師を比較すると、
 かなりの差がある
ことが分かると思います。

こういう「先生」では、
 その背後にある「競争社会」で生き抜く方法
を教えることは困難です。

学校は、公務員や大企業の従業員を要請するカリキュラムであるため、
 起業家は育ちにくい。

公務員や大企業は、富を生み出すことが難しいので、
 給与水準とリンクする
ため、
 給与水準がグローバル化により、アジアの水準で均一化することにより、
 確実に下がっていく
ことになります。

そのため、
 給与水準とは関係がない世界
である
 経営者の世界
に入る必要があるわけです。

合理的経済人の発想。
利益を出す方法。
上手な設備投資の方法。

こういった起業に不可欠な要素を学ぶ機会は少ない。

そのため、
 退職後、コンビニなどに手を出して失敗する大企業の社員も多い
わけです。

つまり、
 若い世代は、自分が経営者になったつもりで、
 これからの社会を生き抜くスキルを身につけていく
必要があるということ。

では、そのスキルはどうやったら身につくのか?
コメント
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