知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

自分で学ぶしかない。

2013年09月15日 | スキルアップ
中学生や高校生にアドバイスするなら、
 学校など社会からみれば、ほんのちっぽけな世界でしかない
ので、
 そんな世界に合わないからといって、気にする必要はまったくない。

先生と呼ばれる人でも大したスキルがなく、
 社会では通用しない人材
も多い。

小さな世界でいじめられても、悩んで死ぬなどもったいない。
世界はもっと広く、いろいろな社会が存在しているので、
 自分にあった社会も存在する。

これから、そういう社会や人材に巡り合える確率があるのに、
 そこで、エンディングを迎えるなんて、フランス料理の前菜が口に合わないからといって、
 席を立つのと同じ。

前菜がまずけりゃ残せばよい。

中学も高校も、人生においては前菜みたいなもの。

まぁ、大学も前菜みたいなものかもしれないですが。


ただ、一つ言えることは、
 知的に成長する過程は、人生が終わるまでずっと続くということ。

学校がはずれで、友人もはずれでも、
 自分で学ぶことはできるので、必ず学び続ける必要がある
わけです。

何のために学ぶのか?

知識を得るためではなく、
 うまく行動するために学ぶ。

もっというと、「うまく生きるために学ぶ」。

この世の中は、賢いものに有利にできています。

知恵がないと、賢いものや力の強いものに搾取されることになります。
いやぁ、この国は法治国家で…

ほんとに?

架空請求の被害で取り戻せる人の割合は、ほぼゼロ近い。
世の中には、裁判費用が出せなくて泣き寝入りしている人は、かなりたくさんいます。
詐欺案件では、警察も動きにくいのが現状。立証が難しいためです。

国家ですら、知恵がないところから、税金をたくさんとり、
 賢いものは税理士を雇って、節税プランを考えている。

田舎の土地持ちが三代で資産がなくなるのも、
 相続税のシステムが何も対策をしないと不利になるようにできている
からです。

知恵がないと犠牲にされ、犠牲にされたことすら気がつかない。
国家は、そういうところからは、取りやすい。


では、どうしたら?

うまく生きるために学ぶ。
学校や先生がはずれなら、自分で学ぶしかない。

学歴よりも、「賢さ」を目指す。

有名大学を卒業しても、就職先がなくてそのまま、院に行き、修士や博士をとっても、
 就職先がなく、実家で生活しているような人生は、学歴はあっても、「賢い」とは言えない。


絶対に就職してやる。
スキルアップできる職場を見つける。
将来はこういう仕事で生計を立てていく。

こういう「問題」を設定し、
 問題解決能力を高めていく。

これが、学ぶことの目的です。

学歴などどうでもよい。
入った会社の経歴もどうでもよい。


 幸せに生きるために必要なお金が手に入る。
 幸せに生きるための衣食住がそろっている。
 幸せに生きるための人が周りにいる。

こういう目的が達成できれば、
 それは、学歴が高いけどお金が稼げない人よりも、「賢い」
ということであり、
 税金を支払うことで、国益にもかなう
ということ。

国家は、教育に多額のお金をつぎ込んでいます。
それは、
 将来、税金を払ってもらう人を育てるため
です。

それなのに、院まで行って、博士までとっても、
 税金を払う給料をもらう人材になっていなければ、投資の失敗
ということ。

学歴と稼ぐ力は違うということ。

目指すは、
 自立。

自立のためのスキルを磨くというのが、
 学ぶ目的
です。


であれば、
 別に学校でなくてもいい
わけです。

ただ、学校での生活を、一つの社会と見立て、
 自分が幸せになるためのスキルをどの程度身につけているのかテストする場
と考えることもできます。

学校での生活がうまくできる人というのは、
 コミュニケーション能力や立ちまわるスキルが高い
ということができるからです。


とはいえ、いじめられていたり、もう、改善の余地がないのであれば、
 無理して行かなくてもよい
と思います。

所詮、人生の前菜にすぎないわけなので。
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思想のバランス。

2013年09月15日 | スキルアップ
人生をうまく生きていくためには、
 無人島でない限り、他の人とうまくやっていくスキル
が必要となります。

社会は、
 人の集合体であり、いろいろな物の交換により、幸せが手に入る
というシステムです。

労働の提供とお金の交換。
労働を提供するためには、
 入社
する必要があり、
 そのためには、この人は会社のためになる
と選ばれる必要があります。

商品とお金の交換。
商品を買ってもらうためには、
 このお店はいい店だとか、この商品は私のためになる
と選ばれる必要があります。


お金以外にも、
 友情の交換、愛情の交換
も、
 相手がいて、相手のことを互いに思いあったり、大切に思いあうことで、
 幸せの感情が得られる
わけですが、
 そのためには、選んでもらう必要があります。


孤立して、部屋に一人でいては、
 お金も幸福な気持ちも得られない
ということです。

社会においては、人とのつながりによって、
 お金も幸福な気持ちも得られる
ためです。


では、どうしたら?
 
相手に好かれるようになる。

誠実だったり、よいものを作ろうと努力したり、相手の気持ちを思いやる優しい気持ちをもっていたり。


日本が目指すべき国家像もそういう国家だと思います。
 商品の質や技術。
 民度が高い誠実な国民性。

そのためには、教育の方向性をそちらに合わせる。
今のような、大企業の従業員や公務員を育てる方向の教育では、
 忠実な従業員は育っても、質の高い国民性は身につけにくい。


そこで、自分でビジネスを始める場合は、
 他の人とうまくやっていくスキルを自力で磨かざるを得ない。

なぜ、学校では身につきにくいかというと、
 教師がそういう社会というシステムの中にいない
ため。

初めは、採用試験や面接で必要となるものの、
 年数がたてば、独自の学校という閉鎖的な社会で育つ
ことになるので、
 一般的な社会と乖離してしまう
わけです。

学校の先生が社会的な問題に精通していると言えるかは微妙です。
中にはきちんとした人もいますが。

一番良いのは、外部の人間を非常勤職員にして、
 各クラスにチューターとして配属する
というシステムです。

退職した人や、時間に余裕のある人、ボランティア精神を有する人など、
 教育現場に入れることで、閉鎖的な社会になじめない人をフォローする
わけです。

いじめの発見が難しいのも、
 閉鎖社会の中で問題を解決しようとする
からです。

外部の目が入ることで、
 少なくとも学校にいる間は守られる
ことになります。



日本企業は、世界で良いことをしています。
イオンの植樹運動や、NPOなどの学校を作る運動など。

こういった精神性を維持しながら、
 愛される国家
を目指す。

最近では、東南アジアへの進出企業が増えていますが、
 日本企業は中国での失敗や苦労で学び、成長し、現地の声を聞くようになっている
ので、
 比較的うまく進出できている
とのこと。


今後は、東南アジア諸国との連携を強め、
 相互に発展できる関係を構築していく
ことにだけ目を向ければよいと思います。



韓国については、
 1965年の条約で解決されている
という政府見解を維持し、
 相手にしないという大人の対応をしていけばよい
と思います。

韓国は、
 戦後補償問題で国民に迎合する判決をしたり、
 仏像問題など、裁判所が法に基づき判決をしているのか微妙であり、
 民間企業が取引をするリスクが増えている
ように思います。

また、大企業一極型で、国民全体の福祉レベルは高まらず貧富の差が激しく、
 その不満のはけ口に日本が利用され、政権を取ったり、支持率を維持している
ような監事になってきています。
特に、その傾向が、今年に入ってさらに強くなってきているようです。

日本たたきは、この3年ほどで加速度的に増えており、
 オリンピック招致の際には、福島の原発による輸入制限をするなど妨害行為
に出ています。


韓国は、1998年から日本の大衆文化の解禁を初め、
 ドラマ、音楽など日本文化が入っていく
ようになりました。

2002年に日韓ワールドカップ。

その流れの中で、日本でも、
 2003年4月にNHKのBSで冬のソナタが始まり、
 2004年4月に地上波でも放送される
ようになりました。
その後、韓国ドラマがレンタルビデオ店の大きなスペースを占めるようになり、
 主婦層を中心にファンを増やしていった
わけです。

日本からの海外旅行者も増え、韓国のアミューズメントやデザイン関連(サムスンの機器もデザイン性を重視)に
 資金が回り始め、ソウルも整備されていく。

韓国の企業も日本の企業も利益を上げ、
韓国ドラマを日本人が喜んで見たり、
チゲなどの食文化も広がるようになりました。


日韓関係の悪化が深刻になり始めたのは、
 2012年のオリンピックの竹島の政治的発言、李明博の竹島上陸、天皇発言、
 朴大統領の対日政策
といった民族意識を煽って政権を維持しようとする動きが活発化し始めたためだと思います。

個人的に、韓国との良好な関係維持は、日本の国益(経済発展、安全保障)に資すると思っていただけに、
残念なことです。


韓国が厳しいのは、
 経済規模、国土の広さ、資源が少ない国家
ということから、
 孤立すると衰退する
という国家であるにもかかわらず、
 他国とあまり良好な関係を築いていない
という点。

今の韓国は、中国、アメリカ、日本が重要な貿易相手国ですが、
 日本は、中国とは関係改善を望むが、韓国は相手にしない(日本の成長のためには不可欠な国家ではない)
という路線を取り始めたと言われているので、
 今後、韓国は厳しくなっていく
と思います。

特に、サムスンなど国家を支える大企業が転んだり、
 グローバル展開により、生産拠点や販売拠点を海外に移し、国内が空洞化するようになる
と、
 外貨獲得の手段が一層厳しくなっていく
わけです。


また、日本においても、これ以上の反感を招くようになると、
旅行者が減り、ドラマ・音楽系の売上も下がるようになる。
すでに、音楽系は勢いを失い、かなり厳しい状態。
また、
 司法の独立が脅かされると、部品の日本からの供給も減る
ようになり、思うように部品供給ができなくなる。



日本としては、ジャワなどを格安航空で結び、
 今まで安かったから韓国に行っていたけど、
 本当はジャワなどに行きたかった人たちを送り出す
ことで、
 東南アジア諸国とWIN・WINの関係を築くことができる
わけです。

2000年に目標とした韓国との関係改善をあきらめて、
 東南アジアを中心とする国家との関係を深めていく。

東南アジアの所得水準がこの10年間で急激に増えているのも、
 韓国から東南アジア諸国へシフトする理由
です。

また、ネット環境や格安航空などで、
 距離のデメリットが少なくなってきている
ことも大きいと思います。

日本が目指す国家は、
 いろいろな国家と交換をして、お金や幸せを手に入れる
という
 国際社会でうまくやっていく国家
です。

個人的には、まずは近隣の韓国や中国との関係を強化して、
 アジアに広げていく
という方法になると思っていましたが、
現在の韓国の状況からすると、東南アジアを中心に関係を強化し、
 韓国とは国際法に乗っ取り適切に対処する程度の関係
で済まし、
 徐々に関係を薄めていく
方が、お互いにとってよいのかもしれません。

日本がオリンピックなどを通じて、
 信頼できる誠実な国家
と評価されるようになれば、
 韓国が騒いでも、韓国が世界的な評価を落とす
だけということになります。

韓国が妨害工作を取っても、日本が選ばれたということが、
 その表れである
と思います。
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