この本も長らく待って順番が回ってきました・・・本屋大賞ノミネートらしいです
物語は
とある街の、とある喫茶店の とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという
ただし、そこにはめんどくさい……非常にめんどくさいルールがあった
過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない
過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない
過去に戻れる席には先客がいる その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ
過去に戻っても、席を立って移動する事はできない
過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ
喫茶店の名は、フニクリフニクラ
4つの物語がありました 恋人、夫婦、姉妹、親子
短編ドラマだったら意外と面白いかも・・・と、ちょっと辛口です
昨年の本屋大賞の養蜂と遠雷の方が読みごたえがあります
なのでこの本は簡単に読めちゃいます・・・
私的には 過去に戻ってどんな努力をしても現実は変わらない・・・これにはとても共感しました
だから今を大事に一生懸命生きていかなくては・・・と強く思った私でした