コーヒーが冷めないうちにの続編で7年後を描くお話です
愛する人を思うがゆえに生み出した優しい嘘・・・
22年前に亡くなった親友に会いに行く男 母親の葬儀に出られなかった息子 結婚できなかった恋人に会いに行く男の話
妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話
どの話もとても心温まる話でした
個人的にはこちらの方が読みやすかったように思います・・・2冊続けて読んだからかもしれません・・
ただどんなに優しい嘘だったとしても 私は基本的に嘘は苦手です
なぜかというと 嘘をついていることがすぐにわかるというか感じてしまうからです
自分への思いやりだと感じれば感じるほど余計に切なく申し訳なく思うだろうから・・・
時として鈍感な自分だったら楽に生きられるのかも・・・と思うのですが
かなり敏感みたいで自分には鈍感力が必要ではないかと思います
だから優しい嘘をつかれる時がこれから先起こったとしたら 嘘に付き合うことも必要なのかな?
相手に対する思いやりも必要なのかな?と思っているところです
でも・・・子供たちに一つだけお願いしてることがあります
それは・・・余命宣告 残された人生を悔いの残らないようにしたいから嘘はつかないで・・と
川口さんの2つのの本は短編ドラマにしたらいいなと思いました