3ヵ月ぶりくらいに映画をみた
ナミヤ雑貨店の奇跡をみたかったのですがこちらでは上映していない
じゃぁドリームがいいなと思ったけどやってない>-< 田舎はこれだから・・・自分の空いた時間がこれだったので観た
娘に原作がうちにあるから読んだら?と言われたけど 今は図書館で借りてきた本があったので後程読みます
さて松潤演じる高校教師の葉山先生、有村架純演じる教え子との恋を描いた行定勲監督の作品
行定監督の作品って世界の中心で愛を叫ぶしか観たことなかったんですけど
この作品、美男美女のハッピーな結末じゃなくてすごく閉塞感に満ち溢れてる感じがしました
若い人たちにはわからないかもしれませんが、頭ではわかっていてもいろいろ割り切れないこととかあるし
心にぽっかりあいた穴っていうか寂しさを埋めてくれる人や何かを求めてる人って多いのではないかと思います
因みに私はそれが音楽や絵画、海や山なんだと思います
そして若い頃の恋愛って経験不足で相手に翻弄されること多いんじゃないのかな?って思います
ネットとかメディアで他人の不倫とか不正とか叩きまくる風潮があるけど
じゃあ実際自分はどうなのよ??全て正しいことばかりして完璧な人間なの??と思うこと多くて
少なくとも私は他人を叩けるほど立派ではなくむしろダメダメな人間なんですが
こういう人間のダメな所って言うかこの映画はそういうの描きたかったのでしょうか!?
ホント、葉山先生は女性からみると優柔不断で勝手っていうか 男の人ってみんなそういうとこあるのかもしれませんね
なんとも発展しないストーリーにイライラする人もいると思うけどその閉塞感にひたってしまい
あっという間に時間が過ぎてしまいました^^;
そんなわけでこの映画賛否がわかれるんだろうなと・・・
私はその閉塞感と息苦しさがなんとも言えない感じでいろいろ考えました
二人が歩いていた寒そうで漂流物だらけの日本海の海岸がその象徴だったように感じました
富山が舞台だったようですがそれがぴったりあってました
因みに、私自身こういう恋愛に共感できるかというとパスです(笑) 辛くて苦しいのは勘弁です(笑)