尾木ママこと尾木直樹さんの週刊文春に掲載されたものを集めた一冊です
尾木ママと言うと教育評論家としてテレビでもおなじみでとても優しい印象が強いのですが
この本は痛快で尾木ママトーク炸裂と言った感じでした
入試改革、いじめ、ブラック部活、文科省の天下りなどの教育問題だけでなく芸能や
高齢ドライバー、ブログ炎上、ポケモンGO、舛添前都知事などの時事問題まで・・・
これを読み終わって舛添さんの本を読み始めてるのでちょっと先入観は言っちゃったかもです
中でも東大理Ⅲに子ども3人を現役合格させた佐藤ママとの話が面白かったです
このコラムがきっかけでテレビで直接対決!?することになったんですが
そのバトルが面白かったので そうだったのか~と改めて尾木ママの思いを知ることができました
そして心痛んだのはやはり尾木ママのゼミの学生が軽井沢のバス事故で犠牲になった話・・
ゼミの学生が4人もなくなったというから本当に辛かったと思います
未来ある優秀な若者があのような事故に巻き込まれて本当に気の毒としか言いようがありません
なのでいつも子供たちにはいつ命が立たれることになるかわからないから
悔いのない人生を送るように言われています
砕けた話だけではなく教育家としていじめの講義がのっていましたが
様々な視点から問題点が挙げられていてなるほどと思うこと多いかったです
改めて人を育てるって難しいなと感じた1冊になりました