ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

みんなと一緒に走ります。

2004年04月30日 | ゆきちゃんの日記
学校では運動会の練習が始まっています。 

今日はリレーの練習だったそうですが、
由紀子は走るのが嫌だと運動場に出る事を拒否して
パニックを起こしてしまったそうです。 

今日はあいにく特殊学級の担任の先生がいらっしゃらなかったので、
3組のみんなと運動場に出なければ由紀子は一人になってしまいます。
 
きっと、みなさん困ったと思うのですが、
助け舟を出してくれたのが学年主任の先生でした。 

先生のクラスは体育館での授業だったので、
「体育館のピアノで歌っていいよ!」と言って、
由紀子を連れて行ってくださいました。 

体育館でしばらくピアノで歌を歌った後、
1組のみんながやっていた倒立の練習を
自分もすると言って授業に参加したようです。 

少しはいけない事をしたと反省をしたのでしょうか? 

なら、いいんだけど・・・。
ε-(_- ヾ)ハァ 

この時間は何とかなりましたが、
これからの事を考えると由紀子のこの反抗は困ります。 

学年主任の先生とは
『次の体育はみんなと一緒に走ります。』
と約束はしたようですが、
連休が終るまで覚えていられるでしょうか? 

 
基本的に由紀子は走る事が嫌いです。 

以前の学校でも持久走の練習をしていた頃に、
走るのが嫌だから学校に行かないと言い出した事があります。
 
あの頃は、毎日が戦いでした。 

また、あの状況が始まるかも・・・
何とかしなっくっちゃ!! 

そこで、まずは先生と約束をしたことを忘れないように
紙に書かせる事にしました。 


由紀子は視覚的な情報の方がよく入るので
紙に書いたものを見せて約束を守らせる事にしました。
 
でも、これだけでは解決はしないでしょう・・・。
 
由紀子に走る楽しみを持
たせてやらなければいけないような気がします。
 
今まで、つらい事を乗り越える時には
いつも大好きな先生の応援と誉め言葉がありました。
 
誉められるとどこまでも頑張れる由紀子なので、
今回もどなたかにその役目を引き受けていただけたら・・・。
 
ただ、大好きだったK村先生はもういません。 

あたらしい担任の先生方とは、
今やっと関係ができつつある所です。 

どうした物でしょうか? 

また新しい悩みに頭が痛い母なのです


=END=
コメント
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