ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

お風呂

2005年11月01日 | ゆきちゃんの日記
ゆきちゃん今日もハイテンションです。 

お風呂の中でも大きな声で歌ったり、笑ったり・・・

一時間近く出てきません。 
 

最近、こんなエピソードがありました。 


お風呂に入ってから30分後、

いつものように騒いでいたかと思ったら、
突然お風呂の中からか細い声が響いてきました。 


「おか~~さ~ん!寒いよ~~~~!」
(T ^ T)くぅぅ~ 
 

お風呂をのぞいてみると、
身体を洗いながら震えている由紀子がいました。 

慌てて泡を洗い流して湯船の中につけてやると、
生き返ったような顔をして 


(〃´o`)=3 フゥ「あったか~~い!」 
 

それを見て、私のほうがため息が出ました。 


お風呂で凍えてしまう!・・・

なぜこんなことになるのか・・・・ 
 

夏の間、湯船の外で泡をたくさん作って遊んでから、
身体を洗って最後に湯船に入って出る、
というパターンで過ごしてきた由紀子は
寒くなったからとそのペースを
簡単に変えることが出来ないのです。 
 

その日はとても寒い夜でした。 

いつものように湯船の外で遊んでいる間に
身体が冷えてしまったので、

急いで身体を洗おうと思ったのだけど、
その泡もすっかり冷えてしまっていっそう寒くなってしまった。 

そして、とうとう我慢が出来なくなって、
私に助けを求めてきた。 


たぶんそんなことでしょう・・・。 
 

もしかしたら湯船に入れば暖かいということは
理解しているのかもしれないのですが、
身体を洗うことを中断して
湯船に入ることは思いつかないのです。 
 

湯船の中にいる由紀子と
冬のお風呂についての話し合いをしました。 

「泡で遊んだ後、
一回お風呂の中に入って
温まってから身体を洗う! 

そして、最後にもう一度お風呂の中に入る!」 


いいですか?わかった? 


(*^。^*)/ ハーイ 
 

あれから失敗はないようです。 

今日もお風呂から出てきた由紀子の身体は
ホカホカしていました。 

=END=
コメント
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