ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

初めてのことは無理!

2005年11月27日 | ゆきちゃんの日記
夜中に急に雷が鳴りました。 

由紀子は薬のおかげか、
グッスリ寝ていましたが、

昨日のパニックはこの天気のせいだったのでしょうか? 

低気圧のせい???
気圧が下がりはじめた時が一番辛いらしいと、
言われているのですが…。 
 

低気圧とパニックの関係については
半信半疑のだったのですが、

最近の様子からなるほど・・・
という気がしてきました。 

猫が顔を洗うと雨がふる!
と、同じくらいの確率で
あたるような気がします。(笑) 


気象予報士!由紀子ってか?(笑) 
 

今日は由紀子の学校で障害児支援セミナーが開かれました。 

の昼休みのアトラクションで
由紀子たちの龍おどりを披露をします。 
 

集合時間はお昼過ぎ! 

早めの昼食をとってから学校へ連れて行ったのですが、
そこで先生から思いがけない話がありました。 
 

大きなドラを担当している子がお休みしているので、
今日は由紀子にドラを打って欲しいといわれるのです。 

由紀子はあっさりOKをしていましたが、
私はちょっと不安でした。 
 

だって、
一度も叩いたことのない楽器をその場で叩くなんて・・・。 


音楽にこだわりのある由紀子が
そんなことを受け入れるなんて思えないんです。 

でも、本人はいいと言っているし・・・


何とかなるのかな? 
 

先生には本番前に一度だけでも
由紀子に楽器を確認させて欲しいとお願いをしたのですが、
本番までの時間がなくてそれは叶いませんでした。 
 
そして、いよいよ本番です。 

私はホールを見下ろせる2階の廊下から見ていました。 

楽器のセッティングが終わって所定の位置に子どもたちが着き始め、
由紀子が先生に連れられてドラの席へ・・・。 

そのドラを見た瞬間、
由紀子の顔が引きつって

((>。< )イヤッ( >。<))イヤッと、

抵抗をしていました。 
 
やっぱり!( -。-) =3 
 

結局、いつものシンバルに戻してもらって
演奏が始まりました。 

ドラは先生が叩くことになりました。 
 

先生たちも由紀子のこの反応は想定していたので、
混乱もなく演奏は無事に終わりました。 
 

セミナーに出席されていた方々にたくさん
拍手をいただきました。 


よかった!
(*^-^*) 




 
やっぱり、自閉症の由紀子には
初めてのことはなかなか受け入れられないんですね! 

しかし、なんで最初にOKをしたんだろう? 

よくよく考えてみれば、
あの時由紀子は先生の話を理解できないまま
「はい!」と返事をしていたのかもしれません。 

会話が苦手なものだから、
時々適当に返事をするんですよね・・・。 

本当にいい加減なんだから!

困ったもんだ!!
 
=END=


コメント
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