ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

我慢!

2005年11月22日 | ゆきちゃんの日記
学校の創立記念日でお休みです。 

今月は緊張症の時期に4日も休んだり、
祭日が多かったりしたせいで、
やたらと休みが多い感じがします。 
 

いつもの休みの日は一日中家の中にいる由紀子ですが、
今日は性教育があるので長崎の大学病院までお出かけです。 

今月もH崎先生が車で連れて行ってくれます。 
 

今日の性教育にはもう一つ目的があります。 

血液検査です。 

痙攣の薬や安定剤など、
たくさんの薬を飲んでいるので
血中濃度健康チェックをしなければならないのです。 
 
意外に由紀子は注射をあまり怖がりません。 
だから、採血も大丈夫だと思うのですが、
心配なこともあります。 
 

もともと血管が出にくくて、
看護婦さん泣かせのところがあるのですが、
その上に最近の体重増加で腕はぷくぷくなんです。 
 

悲しいことにその心配は的中してしまいました。 

看護婦さんが必死に腕を探っても
由紀子の血管は脂肪の下にふか~く沈んで出てきません。 

ここかな?

とまずは一発目!…血が出て出来ません。 

(・・;)タラーごめんね! 

あった!これだ!!
と2発目!…あれ? 

(;^。^A アセアセ・・本当にごめんね! 
 

その間、由紀子はジーっと注射針から
目を離さずにらみつけています。(笑) 


あせる看護婦さん!
看護婦さんが悪いわけではないのごめんなさい! 
 

側についていたA川先生が

「どうする?」

という顔で私を見ます。 

次の性教育の時にやり直しをしてもいいと
言われるのですが・・・。 

このまま終わったら
由紀子の頑張りは無駄になる! 


でも、これ以上続けるのもかわいそう・・・。 

迷ったのですが、
最後にもう一回だけトライしてもらうことにしました。 
 

ゆきちゃん!もう一回だけいい? 

「だめ!」
(ノ-×。)ダメ 


終わったらアイスクリームを食べよう?! 

「うん!もう一回ね!」
(*`◇´*)/ハーイ♪ 
 

単純な奴め!(笑) 
 

3度目の正直!です。 

今度はうまく入りました。 

注射器の中に真っ赤な血が入っていきます。 

処置室にいた全員が大喜びです。 

3回も針を刺されながら
最後まで泣かずにじっとしていられた
由紀子の頑張りに拍手です!! 


(^o^)\(^^ ) イイコイイコ


=END=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする