ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

学校

2005年11月11日 | ゆきちゃんの日記
やっと学校へ行くことができました。 

まだ、本当に調子がよくなったわけではないのですが、
とりあえずは夜に眠れるようになったので
学校へ行かせることにしました。 
 

機嫌が悪いのはこの時期は仕方のないことなので・・・

先生方すみません! 
 

お迎えに行くと笑顔で教室から出てきました。 

何とか一日みんなと一緒に行動できたようで、
よかった! 

車の中で

「学校は楽しかった?」

と聞いたら 


「楽しかった!\(*^ ^*)/」

と答えてくれたので本当にホッとしました。 
 


と、喜んだのもつかの間・・・。 

帰宅しておやつを食べ終わった途端に
機嫌が悪くなってまた大荒れになってしまいました。 


これが由紀子の機嫌の悪い時の表情です。 


こうなるとテレビも音楽も全て煩わしくて
見ることも聞くことも出来なくなります。 


そして、大好きなパソコンにも触れなくなります。 
 

この後、由紀子はフラッシュバックを起こしたようで
小学校の低学年だった頃のことをいろいろ口走っていました。 

「よくできました!H先生がよろこぶよ~!」 


あの頃、大好きだったH先生の名前も出て来ました。 
 

何がきっかけで起こるのかはよくわかりませんが、
フラッシュバックというのは情報が混乱して
とても辛いことのようなのです。 

私たちには理解できないようなことが
頭の中で起こっている。 

この姿を見るたびにそう思います。 
 

その後も訳のわからない行動がいっぱい! 

「ターザンのビデオを見たい!」と言ったので、

「見るの?」と聞くと 

「見ない!」 



「あんみつ姫の歌を聴こうか?!」と言ったので

「聞くの?」というと

「聞かない!」 
 

こだわりのせいで、
もうずっと以前から見ることや聞くことが出来なくなった
ビデオやCDの事を持ち出しては
「見たい!」「見たくない!」を繰り返すのです。 
 

「見たい!」といった後に、
私が「見るの?」と聞き返すのを儀式にしているようで、
その通りにことが進まないと泣き出します。 
 

好きなのに見られない!
という心の葛藤がこんな形で現れるのでしょうか? 
 

あ~~~~!解らない事ばっかりだよ!!
(*-゛-)ウーン・・

=END=
 
コメント
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