ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

講演会に行って来ました。

2008年11月29日 | ゆきちゃんの日記
今日はまーまーに由紀子のことをお願いして
講演会に参加してきました。 

岩永竜一郎先生と藤家寛子さんの
「続・自閉っ子,こんな風にできてます」の講演会です。 
 

藤家さんは自閉症スペクトラムの方です。 

高機能で一見何も問題が無いように見えますが、
内面はかなりの感覚過敏で 
小さな頃からつらい思いをされていたそうです。 
 

以前、ニキ・リンコさんの講演を聞いたことがありますが、 
由紀子はニキさんよりも、
藤家さんと共通することが多いような気がします。 
 

講演会は岩永先生が質問をして、
藤家さんが答えるという形で進んで行きました。 
 

たくさん印象に残ったことがあるのですが、
中でも
藤家さんは由紀子と同じように絶対音感を持っていて 
言葉が音階やリズムになって耳に入ってくるそうです。 
 

そして、気になるリズムの言葉が聞こえると、 
その言葉に捕らわれて頭から離れなくなってしまい 
他のことが解らなくなると言います。 
 

由紀子もそんな感じがします。 
言葉遊びの対象になるものにはリズムを感じます。 
 
しかも、私が叱るときに「だめ!」という言葉を使うと 
「だ~め!」と言い直せといいます。 

私の叱る言葉にまでリズムを要求するんです。(笑) 
 

他にも、夏のセミの鳴き声は私たちと違って、 
一匹一匹の声として聞こえてくるそうです。 

考えてみれば、
それぞれ鳴き声の音程が違うからそうなんでしょうね。 

でも、それって・・・うるさくてつらいかも! 
 

自分の脈の音も常に聞こえているそうです。 

本にはご両親のお話も載っていましたが、 

小さな頃に耳鼻科に連れて行ったけれど 
音の原因が分からなかったと、書いてありました。 
 

感覚過敏はそれだけ認知されていない障害ということです。 
 

講演会の話を書くときりがないので、
何度かに分けて書こうとおもいます。 
 
 
さて、我が家の感覚過敏のお嬢さん。 

私が帰宅して、
車から降りた瞬間に聞こえてきたのは 
そのお嬢さんの泣き声でした。(笑) 
 
いつものようにまーまーとバトルのようです。 

部屋に入ってみたら、
パソコンを取り上げられて泣いている最中でした。 
 

机を叩いて叱られて、
もう叩かないと約束したのに 
さらに叩いて叱られて・・・。 

大暴れをして、
最後にはパソコンを撤去されたということです。 
 

まーまーは一階にある納戸にパソコンを隠したのですが、 

由紀子は2階に持って行かれたと思って、
探しに上がって行ったそうです。 
 

実は由紀子は我が家の2階が苦手で、
引っ越してきて4年になりますが 
3・4回しか2階に行ったことがありません。 

それ程、嫌いな場所に自分から行くなんて・・・(笑) 

相当なことです。
(⌒▽⌒) ケラケラ 
 

私が戻って、姉妹のバトルは一応終了。 

由紀子に謝らせて、
パソコンを返してもらいました。 
 
それまで、まーまーに押され気味だった由紀子ですが、 

私がそばにいると、
強い見方が帰ってきたとばかりに強気な由紀子。
 
 
やっぱりお母さんは甘い!!
"(-""-;) ブー" 
 
と、今度は私が叱られる羽目に・・・。(笑) 

いつの間にか娘に叱られる立場になっちゃいました。
ヾ(;´▽`A``アセアセ

=END=
コメント
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