真の動物福祉牧場を目指して

呼吸法について

呼吸は生きてる間ずうっとしているものですが、普段あまり意識していませんね。他の動物もほとんど意識してないように観えますが、牛の呼吸はとても穏やかで長く、せかせかした人よりもずっと緩やかな脳波(θ波)で生活している様に観えます。

θ波は睡眠中の脳波で、これは呼吸法で出すことも出来ます。それはとにかくリラックスして、息をずっと吐き続ける事で大脳の興奮(β波)が消えて、脳幹の諸機能が一斉に解放された状態の脳波であるとされます。
この脳波の時は副交感神経も非常に高まり、免疫系のリンパ球(ネットワーク型)が活発に働きます。

因みに興奮状態のβ波が優位な生活では、交感神経が高まり免疫系は顆粒球が活発になり、これは単独行動形の異物駆除を専門とする免疫細胞で、活性酸素で異物をやっつけるのですが、活発すぎると周りの細胞まで活性酸素で攻撃し、炎症を引き起こしてしまいます。

脳波ではもう1つ、α波と言うのが人気ですね。これはリズミカルである程度深い呼吸(一分間に3~4回)によって出せ、セロトニン神経を刺激して精神を安定させる働きがあります。
θ波のようにモーっとせず(牛)、β波のようにせかせかせず、普段の生活には理想的な脳波なので、呼吸法と言えばα波を出す呼吸がメインです。

私は以前「飲尿療法について」で書いた日本山妙法寺というお寺で二年程、唱題修行という形で呼吸法をやった事があります。これは一分間に2~3呼吸くらいで南無妙法蓮華経と大声で唱え(太鼓のリズムで)、唱え終わったらすぐに別の人が唱えて、その間は息を整えるという輪唱の方法なので疲れずにずっと続けられて、時には14時間ぶっ続け(断食修行)なんて事も何度かやりました。

こうした、声を出したり太鼓を撃ったり(外を行進しながら)しながら行う呼吸法は動禅と呼ばれ、簡単で誰でもすぐに出来ます。
一方、結跏趺坐を組んで一切身動きせずに行う呼吸法は静禅と呼ばれ、これは相当腹が練れてなければ集中力が続かず、私は未だに全然出来ません。
これは多分、性格的なものが大きいのかと思え、外を太鼓撃って大声で唱えて周る方が、部屋に引きこもって自分に向き合うよりも性に合っているのでしょう。

さて、前回は腸内フローラとシンクロする呼吸法なんて書きましたが、呼吸によって脳波が操れるのは、神経細胞の生体磁場(LF)に呼吸が作用してるということで、他の細胞のLFにも作用している可能性は大いにあると思えます。
そしてそのLFの共鳴は花園の微生物達にも伝わり、彼らとの共生のレベルが高まって超小食が可能となる。なんて筋書きが思いつきます。まあいつかきっと解明される事でしょう。

次回はかなり牛から脱線して、太鼓を撃って行進する「平和行進」について書こうと思います。
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