これは昨晩で完結した「日本サブカルチャー史60−90s」を観て、日本人ほど「We are your friends」を語れる民族は他にないと思えたからです。
ここでは「闘争の60年代」、「葛藤の70年代」、「躍進の80年代」、「迷走の90年代」に於けるサブカルチャーがそれぞれ語られ、それは敗戦によっていったん滅んだメインカルチャーが甦る過程だったともしています。
このシリーズの中から1つをピックアップするならやはり「闘争の60s」で、最近「三里塚闘争(成田空港闘争)」の資料館に行った時にも触れられましたが、日本サブカルチャーの熱き源泉には強い興味を抱きます。
今や日本のサブカルチャーは世界を席巻する勢いで、伝統的なメインカルチャーも大事に甦らせた稀有な国として、日本は観光大国と成れました。
これは「私達はあなたの友達です」という平和のメッセージを強く発しているコトを意味し、日本ほどの「平和大国」に戦争を吹っかけられるような無謀な国は、もう存在しないと言えそうです。
そんな平和大国の者が、未だに殺し合いをしている「戦争大国」の人間を描く意義としては、彼等に「We are your friends」と伝える以外にはない気がします。
これは進化した宇宙文明が地球人に送るであろうメッセージとしても描け、タハとカレンにはそんな平和のメッセージを惑星「萌」で受け取り、それを地球に広める役割を果たして貰おうと思います。
パレスチナの平和は近未来の物語では避けて通れませんが、そこで平和を勝利させるコトが、中国でのより大きな勝利へのステップになると描けます。