今まで、鵜飼というものを体験したことがなかったので、一度行って見ようということになりました。数日前に予約をいれておきましたが、前日まで、ずっとぐずついていて、当日のお天気が心配でした。
ラッキーなことに、午前中は久しぶりの太陽が顔をのぞかせるお天気になりました。
HAさんご夫妻を誘って、一行4人ででかけてきました。
犬山橋のたもとから、木曽川へおりれるようになっており、そこから25人乗りの船に乗りこみました。
川に漕ぎ出た船は、緑色に見える水面をするすると進みます。川風がとてもここちよく感じます。船から眺める陸の景色も、上から見下ろしているときとは違い、なんだか新しい景色にみえるのは不思議です。
船上で、三段重ねのお弁当を食べ、船はいったん岸へ横づけし、30分ほどの休憩がありました。その間にテーブルはかたづけられ、再度乗り込んで、鵜飼のはじまりです。
鵜匠にあやつられて、鵜はつぎつぎと鮎をくわえては船上で取られ、また水面にもぐることを繰り返します。
前方の鵜と離れて、後ろに2羽小さめの鵜がいましたが、この2羽はどうも、まだ練習中のようで、そのしぐさもおもしろく、笑いをさそわれました。
犬山城の下のほうまで進んで鵜飼は終りましたが、そのあと鵜匠さんがいろいろ説明をしてくださり、興味深く聞きました。
鵜は首元を縛られているので、数匹の魚をくわえても飲み込めないようになっているのでそうです。
その飲み込み方! まったくの丸呑みです。かんだり、モグモグなどしないのです。
これが 鵜呑み とか・・・
うのみ にすると、日常にも使われている言葉ですね。
時々、うなぎをくわえて難儀をするのだそうです。
鵜が難儀をするから うなぎ だとか??
2時間ほどの舟遊びは、涼しくて あっという間の楽しい時間でした。