久しぶりに映画をじっくりと観た。映画館ならともかく、家で観ると一所にじっとしていない貧乏性である。それが、終わるまでの3時間足らずを、惹きつけられて観てしまった・・・これが観終わっての感想である。
モンタナの風に抱かれて
ホースウィスパーという職業が本当にあるのかしら?馬の心を癒す人
という。
監督・製作・主演はロバート・レッドフォード
13歳のグレース(スカーレット・ヨハンソン)は乗馬中に事故で親友を失う。
自分も右足を失い、人生に深く絶望していた。
愛馬ピルグリムも事故のショックで人になつかない暴れ馬になってしまった。
母アニー(クリスティン・スコット・トーマス)は娘の心を回復させるためには愛馬の回復も不可欠という判断をする。
モンタナで馬の治療を専門にしているホースウィスパー トム・ブッカー(ロバート・レッドフォード)のことを知り、
娘と馬とを連れてトレーラーでモンタナへと旅立つ。
トムは、娘グレースの協力が得られれば、という条件で治療を承諾する。
ここから、モンタナの雄大な自然が展開される。
トムの自然に逆らわないやさしい治療で、グレースも愛馬ピルグリムも段々と回復をみせてくる・・・
その間の牧場のトムの弟夫婦・グレースの父親のきめ細かい役どころも見逃せない。
子供の心を何とか救いたいと願うせつない親心・女親も女性であること・
夫の深い愛など、久々に考えさせられました。
佳い映画でした。
観終わって、地図でモンタナを探しました
興味をもたれた方は是非ご覧くださいね