3月11日、オカリナコンサートがあるというので、成田山貞照寺へでかけました
お寺の本堂は、たくさんの聴衆で埋まっています。
手渡されたビニール袋に靴をいれ、本堂に座って聴かせていただきました。
オカリナ奏者は三牧孝至(みまきたかし)さんで、医師でオルガン奏者でもある方です。
オカリナの深い魅力に出会い、1999年から演奏活動をされているそうです。
伴奏のピアノは松野弘子(まつのひろこ)さんでした。
アメージング・グレイスから始まりプログラムが進んでいくうちに、午後2時46分になりました。
一同は梵鐘の音と共に黙祷をしました。
ーーー 被災地の一日も早い復興を祈り、
又、被災地の人々に少しでも平穏な日常がおとずれることを祈りました ーーー
オカリナは土で出来ているとのことです。そして、いくつかの穴があいている楽器だそうですが、
この演奏会で聴いた音は高く澄みきっていて美しく、しばし音色に聴き入りました。
最後には、「あすという日が」と「故郷」を全員で歌いました。
声を出すのはいい気持ちですが、最近歌を歌うことをしていないので、声がでません。
たまたま、後ろにいらした方が声楽をやっておられる方で、その声量と声のよさに皆が振り向いておりました。
こんな素敵な声を聴くと、人もひとつの楽器!と思えます。
3時半に演奏会が終わり、被災地の学びたい若者を助ける あしなが育英会 の募金がありました。
一人はわずかでもたくさんの人の善意が集まったことと思います。
境内の白梅が咲き始めていました。
良い午後を過ごして気分よく、友と来た道をで帰途につきました。