昨日の東海地方は、午後各地で大雨となりました。
テレビで名古屋全域に避難準備情報が流され、地下街にも雨水が入っているのを見て不安になりました。息子のところへ電話を入れると、家の前の道路はすでに冠水しているとのこと・・・
もし、避難するのならどこになるの?と聞くと近くの小学校とのことでした。でも、この大雨の中、そこにたどり着くことが大変なので、自宅にいた方が安全だろう・・・という嫁の言葉を聞きながら、そうだよな~と納得でした。
もう一人の県内の息子のところへ電話を入れると、大雨警報が出て、小学校は早めの下校だったようです。
今、3人で留守番なの・・・という小5のRは不安げでした。
息子たちの家はどちらも車で1時間ほどのところにあります。こんな状況の時には即、駆けつけることもできずに、ただ気をもむことしか出来ません。
それ以上電話するのは止めて、無事を祈ることしかないのが現実です。
一夜あけて、今日は朝から晴天です。
暑さも戻ってきています。
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仏花のなかにあったほおずき、他の花は枯れてもほおずきだけはまだ残っています。
昔、子供の頃に育った家の裏には、ほおずきが植えてありました。時期になると、赤い実を沢山つけてくれるので、
ままごと遊びの、とっておきのごちそうに使ったものです。
ほおずき、鬼灯とも表されるのも、おもしろいですね。
中の丸い実に詰まっているつぶつぶの種を、楊枝を使って、器用に取り除いてくれるのは、当時いっしょに住んでいた叔母でした。
空になったのをさっと洗って口に含んで、きゅっ と鳴らす、その一連の動作を5歳のやーやは憧れをもってながめていたものです。
大きくなったら、出来るのかな~
そんなことを思いながら・・・1年~2年と経っても、できないのです。たいていは種を出す途中で破れてしまいます。
いくつもダメにして、やっと出来て、さて鳴らそうとすると、これが又鳴ってくれないのです。
7歳のやーやはおちこみましたね~ 私には無理なんだ、不器用だもん!
その時を境に、ほおずきを鳴らそうとすることは止めてしまいました。
そして、不器用だ というコンプレックスはトラウマとなり大人になるまで、ひきずりましたね~
努力で、ある程度は出来ることも経験して学んだとはいえ、今でも根本的には不器用だと思っています。
それでも自分のことですから、長い年月不器用とつきあってきていますが・・・
綺麗な色のほおずきを眺めながら、しばし、7歳の頃を思い出してしまいました。